店内で不潔なマスク禁止!政府の逆張りのコロナ対策、アラビア料理店「月の砂漠」インタビュー

  画像©Klaus Hausmann PIXABAY

 長引く緊急事態宣言。暖かくなり新型コロナウィルス感染者数は減ったものの、次々と海外からの変異種が出てきてなかなか終わりが見えないコロナ禍。

 今回の緊急事態宣言が主に飲食店の時短営業対策に集中していることもあって、一日6万円の時短営業協力金では経営を賄えない飲食店が打撃を受けている。

 去年の緊急事態宣言は多くの飲食店の倒産の要因となり、過去最多の780件の飲食店が倒産。赤字を回復する間もないままの2度目の「緊急事態宣言」により再び多くの飲食店が痛手を被っているが、今回の対策はそもそもエビデンスが足りないものではないか、という批判もある。




 というのも、東京都でいえば全感染者数の3分の2は感染経路が不明であり、感染経路が飲食店なのか実証出来るデータは無かった。

「緊急事態」宣言中もシステム上テレワークを徹底出来ない企業が多いことから満員電車も動いているのに、飲食店だけがコロナ禍のスケープゴートにされるのは不条理ではないだろうか。

 そんな疑問を持つ飲食店経営者が多い中でも、真面目で協調性ある国民性故なのか9割以上の飲食店が時短営業に従った。

 しかし、その中でも、従業員の給料を賄う為にも営業する店舗もある。20時以降営業する店は結局客が集中し「密」になった店舗もある。

 池袋にあるアラビア料理店「月の砂漠」の感染対策はユニークだ。「お客様にゆっくり飲食を楽しんで頂きたい」という想いと、国のPCR検査中心の感染対策を疑問視し、「科学的証拠を示さない緊急事態宣言には従いたくない」という志から、独自の感染対策をしている。

「月の砂漠」公式FBには以下のような記載がある。

 ①「もしかしたらこの人感染してるかも️…」という【疑い】を前提とした「検温」「消毒」は一切しません。 

 熱のある人、咳の出る人、体調の優れない感染の疑いのある人は、絶対に外出しないで下さい。健康な人たちの社会経済活動を妨げないためにも、健康な人から「社会的距離」を保って、自宅で率先して「自粛」してください。

 健康な人は、外出して、お金を天下に回して下さい。そうすれば、そのお金と健康は、あなたに喜んで還って来ます❣️

 ② 表面が汚い使用中「マスク」は、店内に持ち込まないで下さい。

 入口で清潔なビニール袋を差し上げます。その中にマスクを入れて、バックの中で保管してください。健康人がマスクをすると、体内の廃棄物のゴミ(二酸化炭素)を吸うことになり、新鮮な酸素が吸えません。

 血中の二酸化炭素濃度が高くなり、体内で新鮮な酸素が不足すると、より感染しやすい弱い身体を作ることになります。また、マスクは、楽しい会話や飲食の妨げになります。よって、店内でのマスクは使用禁止とさせて頂きます。

 お帰りになる際は、入口外で、マスクをつけて下さい。

 店長も店員も店内ではマスクをしていません。それで感染するかも知れないと不安に思う人は、予約しないで下さい。(電話による「完全予約制」)

 ③ 清潔な温かいおしぼりを差し上げます。心配な方は、洗面所の石鹸で、よく手指を洗って下さい。

 ④お客様がいらっしゃる前後には「換気」をしますが、お客様が滞在中はしません。

ウィルスは意思を持っていないし、人間の思いや言語を理解などしないからです。窓を開ければ、あるいは換気扇を回せば、店内にいるウィルスが窓の方に行ってくれて、窓から出て行ってくれると考えるのは、ヒトという種族の浅知恵から来る、単なる「希望的観測」に過ぎないからです。

 ⑤ 電車を乗り継いで、駅から10分以上も歩いて来ることのできる「健康人」は、お友だちと仲良く「三密」し合って、大皿だろうが、小皿だろうが、大声だろうが小声だろうが、小1時間だろうが大4時間だろうが、思いっきり腹の底から笑いあって、健康で楽しいひとときを弊店でお過ごしください。笑い疲れたら横になって休むための毛布や枕も完備しています。

 ⑥「夜の街」関連で働く者として一言だけ言わせて頂きます。

 夜店で働く人は、日中の街中を徘徊します。ですから、政府や都知事が真剣に感染対策をしたいと望むならば、不特定多数の人がたくさん利用する日中の山手線や都バスなどの公共機関、デパ地下や大手スーパーなどに、時間帯ごとの入場制限や座席の「社会的距離」シートを設置したり、不特定多数の人が毎日たくさん訪れて接触する都庁や区役所全職員に定期的なPCR検査をした方が「箱」の中にいる職業の夜の街関連の人たちよりは、より多くの「陽性者」を見つけることができるのではないでしょうか!?

 いずれにしろ、マスクさせて、店頭で手指を消毒させおでこに検温器を当てるだけでは感染が防げないということは、減らない感染者数が物語っています。

〈体調の悪い者は外出しない、させない〉ということを「虹色ポスター」をつくって社会全体の運動とすることが感染対策の基本と思います。

 以上ですが、ご不明な点は、店まで直接電話でお問い合わせください。

「わからないことやおかしいと違和感を感じたら徹底的に調べる」という店長は食材の仕入れのため、緊急事態宣言中であったが、ヨルダンに出張もした。

 筆者は「月の砂漠」店長の田中万千子店長にインタビューした。田中氏は「月の砂漠」を10年経営している。店内はまるで千夜一夜物語を思わせるようなエキゾチックな空間だった。

ーなぜ政府の新型コロナ対策はエビデンスがないとお考えですか?




 田中店長(以下、店長)「新型コロナウィルス対策の中核となるPCR検査を感染症対策の中心に置くことがそもそも間違っていると思います。何故ならば、ウィルスを増幅して検査するCT値(カット)を高く設定すれば陽性者を多く増やすことができますし、低く設定すれば陽性者数を減らすことができるので、その時の政治的目的や意図によってどうにでも、陽性者数を簡単に増減できる、政治的に利用されやすい検査だからです。

 また、誤陽性や誤陰性などが出る確率も高い不完全な検査なので、検査を受けることによって国民の日常生活が阻害される可能性もあるからです。国や自治体によってCt値が異なるのも問題だと思います」

 確かにCT値が高いと、PCR検査が微量のウィルスを何億倍にも増幅させるので、他人にうつす可能性が極めて低いウィルス量にも反応してしまうし、インフルエンザウィルスにも反応することがある。

https://tocana.jp/2020/12/post_193426_entry.html

 日本はCT値40~45だったが、先月より保健所で取り入れられたプール制(数人の検体を同時に検査)のPCR検査の時は30~35。CT値を低くしてからデータ上の感染者数は激減した。

 田中店長は特に不潔なマスクのまま店内に入らないように、感染症対策を重視しているという。

 店長「正しいマスクの付け方や保管をしていない方も多く…、マスクは表面が雑菌がたまって汚いので衛生対策の為にもお客様にビニール袋に入れて頂いてます。

 マスクをすることで汚いマスクの表面を触り、その汚い指先で網膜近くの顔などを触る回数も増えます。新鮮な酸素が吸えず血中の二酸化炭素濃度も濃くなり、より感染しやすくなるという研究もあります。

 基本、マスクをしたい人はすればいい、しない人はしなくていいとも思いますが…。マスクでウィルスは防げません。健康人にまで、一律にマスク使用を強制するのは完全に間違っています」

「月の砂漠」の新型コロナウィルス対策は、緊急事態宣言や特措法改正により私権の制限が増す世情へのアンチテーゼと来客への想い、そして長時間装着したマスク不衛生さを問題視した上でのものだ。

 とはいうものの、マスクそのものが不衛生なのではなく、着用の仕方に問題があり、マスクのある程度の予防効果は実証されている。日本が欧米に比べ新型コロナの被害が少ないのは、コロナ以前からマスクを付ける風習があったことが一因だと言われているし、米国でバイデン新大統領が即位し「全国民にマスクを100日間」義務付ける政策を施行してから、米国の感染者は気候が暖かくなったという要因もあるだろうが、検査体制が拡大しているのにも関わらず感染者数はピーク時の28パーセントに激減した。(2月23日時点)

https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/united-states

 しかし、かねてより田中店長が指摘するようにマスクの不衛生さや酸素不足になるという問題点に関しては複数の専門家が指摘してきた。

 結局、マスクはつけるべきなのか、つけないべきなのか、どちらが正しいのではなく、個々の状況にあわせて臨機応変に対応すべきだろう。
 
 例えば、マスクを毎日変えてなるべく清潔さを保つ、顔に触らない、ことは衛生面での必須条件だが、三密の環境ではつけるがソーシャルディスタンスが保たれるような公園やジョギング中はつけない、つけている間はちょくちょく水分補給をする、など社会人として一人ひとりが責任を持って自ら的確な判断をしていけば良いのではないだろうか。

 特に日本人は世間体にあわせて周囲の「空気」に依存しやすいが、「自ら考えて行動する」という自立・自主性が重要な世の中であろう。

Ikebukuro
Ikebukuro / Dick Thomas Johnson

文:深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

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