画像©Koantao ウィキペディアより引用

エジプトにおいて、これまでにない特徴を備えたミイラが出土して話題になっている。

こちらはエジプトのアレクサンドリアの南にある遺跡、タップ・オシリス・マグナ神殿にて出土したものである。白骨化が相当に進んでいて、保存状態はあまり良くない。

しかし、頭蓋骨の大きな特徴として大きく開いた口の中には金色の舌が入っていたのだ!

当然、これは本物の舌ではなく、金で創られたもので死後に口の中に入れられ、ミイラ化処理が行われたものと考えられている。時代は今から約2000年前、プトレマイオス朝の終わりか、ローマによるエジプト支配が始まった頃のものではないかと見られている。




今回発見されたミイラについて、エジプトの古美術観光省は1月29日の声明で「死者が来世や冥界でも話すことができるように」ミイラの口内に金色の舌を置いたのではないか、と述べている。

古代エジプトでは、亡くなった人々は皆、冥界で裁判を受けるといわれていた。そして自分の罪の重さを量られ、最後に冥界の神オシリスとの問答を行う必要があったということからも、金色の舌は「冥界でオシリス神と対話する能力を確保しておくためのものだったのではないか」とみられている。

ただし、もしかすると、この人物に言語障害があったために「特製の舌」が創られたのかもしれないが、真相は解らないとのことだ。

この遺体の周囲には、オシリスやホルスなどの神々を描いた金色の装飾品や、大理石で作られた葬式用マスク8枚があり、こちらは生前の顔を象ったものと考えられている。また、クレオパトラ7世を描いたいくつかの金貨も出土しており、タップ・オシリス・マグナ神殿がクレオパトラ女王の頃にも活発に利用されていたこと等の歴史が明らかになったとしている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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