
画像©google maps
グーグルマップのストリートビューには、町行く人たちの姿や動物たちなど、ちょっと変わったものが写り込む事も少なくない。だが、中には幽霊らしきものの姿や、犯罪を思わせるものが写り込むこともある。
南米チリのとある市街地でストリートビューモードにすると、道ばたのゴミ捨て場に肌色の奇妙な物体が捨てられているのが解る。
それはなんと、明らかに生きている人間とは違う肌の色をした裸の人らしきものなのだ。それも6人分、ゴミ箱や歩道に無造作に捨てられているのである。
複数人を殺害したうえに死体遺棄まで!?と思ってしまいそうになる光景だ。この「現場」は海外の投稿サイトRedditにて、ストリートビュー地点の座標とスクリーンショットが公開されて一気に話題になった。「ミイラ化した死体がたくさん捨てられている!?」と驚いて実際にGoogle Mapで確認してみた人も大勢いたようだ。
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だが、実際にはこれは死体などではなく、ただのマネキンだった。見た所かなり汚れているようなので、不要になった全身マネキンを捨てた現場をたまたまGoogle社の撮影する車が通りかかり、記録されてしまったという事なのだろう。
なお、ストリートビューの写真も数年経てば新しい情報に書き変わってしまうので、これもある意味、貴重な光景といえるかもしれない?
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)