ナスカ地上絵、砂漠に水を運ぶために描かれた!?という最新の研究結果

ペルー南部の高原ナスカには、今から約2000年前に描かれたといわれている地上絵が多数存在している。

地上絵は、砂漠の表層を覆う赤い色の小石を取り除き、その下の白い層を露出させることによって描かれている。図案はクモ、サル、ハチドリ、魚、トカゲなど様々なものがあり、後期に作られたものの中には一筆書きで構成されたものもある。

大きさは様々だが、大きいものは差し渡し200メートルのものもあることが判明している。

かつてこの地域に住んでいた古代の人々が長年に渡って地上絵を作成した正確な方法と描いた理由は不明であり、様々な仮説が提唱されてきた。

だが、この度の考古学的調査により、地上絵が作られた目的についての新たな仮説が出されたのだ。




カルロス・エルミダ氏が率いるスペインの考古学者の研究チームによれば、ナスカの地上絵は平野に水を運ぶように設計された複雑な灌漑システムであるという。

エルミダ氏は「私たちは多くの決定的な証拠から長年の謎を明らかにしただけでなく、世界中の何百万人もの命を救うことができるシステムも発見しました」と語っている。

研究チームによる詳細な調査結果は来月正式に発表されるが、ナスカの地上絵はその地域の湿度条件の変化に対応した砂漠の広大な範囲を灌漑するための複雑な水管理システムになるとのことだ。

気になる詳細は続報に期待したいところである。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Monika Neumann PIXABAY

 

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