農地から遺体は名誉の戦死を遂げた軍人?100年を超えたミステリー 

今から100年前、イングランドにて非常に奇妙な事件が発生した。

1921年8月28日日曜日、イングランドダラム州のキルホープムーアにて農家が家畜の世話をしていたところ、地面から古い木箱の角が出ているのを発見。先日降った大雨で出てきたのだろうと考えた彼は木箱の隙間から中をのぞいてみたところ、なんと中に人間の死体らしきものが入っているのを確認した。

驚いた彼は警察に通報、警察が箱を掘り出して中を改めたところ、どうやら木箱が何者かの手によって作られた棺らしいことが明らかになったのだ。

棺は松の木から丁寧に作られたもので、家の屋根を思わせる形状であったという。中に入っていたのは古い軍服を着た男性で、灰色のウール製の軍用毛布に包まれていた。男性は砂色の髪の毛をしており、肩のあたりに銃創があったという。泥炭地に埋められていたこともあり、死体や棺の保存状態は非常に良かったそうである。




年代がかなり古い事から事件性はないと考えられたが、歴史的に見ると非常に興味深いものである事が判明しており、多くの人が分析を行っている。

しかし、証拠が少ない事から未だにこの男性がいつ亡くなった、何者であるかは解らないそうだ。丁寧に埋葬されたことが伺えるので、名のある軍人が戦死したので弔われた、と考えられている。そこからこの男性がチャールズ・エドワード・ステュアートが起こした、1745年ジャコバイト蜂起に参加した軍人のものではないかという仮説や、1780年に起きたゴードンの暴動で亡くなったリチャード・コートニー・ラヴェル大尉ではないか、という仮説も出ているが、現状では推察の域を出ていない。

男性の正体が明らかになる日は来るのだろうか。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY

 

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