虹色に光るの惑星、NASA撮影による写真の真実

今年、海外を中心にSNSで話題になった画像がある。

それは桃色がかった虹色に輝く惑星の写真。まるで宇宙の真珠のようなこの惑星は、NASAが新たに発見した太陽系外の惑星の姿だと言うのだ。そのあまりに神秘的かつ美しい姿に、「綺麗!」「ゴージャス!」と感動した人々のコメントがついていた。

近年になって、NASAは私たちのいる太陽系外惑星を発見したという報告を行ってきた。太陽系外に存在する惑星のうち、地球よりはるかに大きく主成分が鉄や岩石で出来ているものはスーパーアースと呼ばれている。

2020年にはTOI-561bという天体が、また今年の1月にNASAは、2009年にケプラー宇宙望遠鏡によって発見された太陽系外惑星であるKOI-5Abがスーパーアースに該当すると発表している。

KOI-5Abは太陽系の海王星とほぼ同じ大きさで、地球の5日ごとに太陽にあたる星(三重星系の一部)の周りを回っているという。これらの惑星のどれかが、あの虹色に光る写真の星なのだろうか?




だが、地球外惑星はいずれも太陽系からはるか遠くに存在するもので、探査機もまだ到達できない場所にある。だから至近距離で写真が撮影できるはずがないのだ。

実はこの惑星の写真は、Among Stars BotというTwitterアカウントがずいぶん前に公開したもので、Among Stars Botが作成した架空の惑星の写真にすぎなかったのである。

本来はTumblrのブログに掲載していたものが、広く出回ったために「NASAが撮影した地球外惑星の写真」という「後付けの設定」になってしまったものではないかと考えられている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Among Stars Bot

 

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