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魔法や魔術、呪術というと、日本ではもうフィクションの世界のものという認識だが、世界に目をやると未だに魔法や呪術が実在すると信じられている地域も存在している。
特にアフリカ諸国では未だに魔術が根付いており、魔女や魔法使いが職業として存在したり、呪術を行った罪で裁かれたりする事件が発生している。
先週、アフリカ諸国のサッカー大会である『アフリカネイションズカップ』にて「カメルーン対ジンバブエ」の試合が行われたのだが、その前にジンバブエの監督であるズドラヴコ・ロガルシック氏が「試合の前にカメルーン側に呪術をかけられた」とする主張をSNSに投稿した。
Zimbabwe national team coach Zdravko Logarusic has accused the Cameroon national side of witchcraft, after a dead bat was found on the pitch during their 1-0 loss to Cameroon yesterday.
Definitely the only logical explanation… 😂
(Via: @goal) pic.twitter.com/Y9NKBHToIF
— Oddschanger (@Oddschanger) January 17, 2021
彼は試合直前にコウモリの死体がピッチに落ちているのを発見。ジンバブエ側はこれはカメルーン側が魔術をかけてきた証拠だ、と主張。「このような脅迫行為はスポーツの舞台にはふさわしくない」と述べたのである。
なお、試合の結果は1-0でカメルーンが勝利している。やはり呪術の成果だろうか、と思ってしまいそうになるが、そもそもコウモリが呪術に用いられたものかも不明であり、現状は監督の推測によるものとしか言いようがない。
果たして、本当に試合に呪術が使われていたのだろうか?
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)