猫がマタタビを好むのは「蚊除け」の効果があった!?

猫はマタタビで酔っぱらう、と昔から言われている。その匂いが猫のおもちゃに用いられていたり、飼い猫の気を惹くために用いられており、「猫に木天蓼」はことわざとしても定着しているほど、猫とは切っても切れない関係にある植物である。

しかし、なぜ猫はマタタビを好むのか?

マタタビで酔っぱらうのか?といった正確な事は解っていなかった。だが、21日に岩手大の宮崎雅雄教授、名古屋大の西川俊夫教授らの研究チームがマタタビの主成分を特定、分析の結果蚊を寄せ付けない効果があることを確認した、とアメリカの科学誌サイエンス・アドバンシズ掲載の論文で発表した。




猫はシソ科の植物であるイヌハッカでもマタタビ同様に恍惚感を得ている事が判明している。イヌハッカの成分を分析したところ、猫は防虫作用を備えた化学物質「ネペタラクトン」に反応していたことが判明。マタタビの成分を分析した所、似た物質の「ネペタラクトール」が多く含まれており、より強い反応を見せる事が実験の結果判明したという。

「ネペタラクトール」が付着すると幸福感や鎮痛効果をもたらす神経伝達物質のβエンドルフィンの血中濃度が上昇するという。

ネコ科の生物は狩りの際、茂みに隠れて獲物を狙う機会が多い。そこで防虫効果のあるマタタビの匂いを体中にこすりつける事で茂みの中に多く潜む蚊を遠ざけ、刺されても問題ないように鎮痛効果も高められるよう、好むようになったのではないかと考えられるそうだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Daga_Roszkowska PIXABAY

 

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