新型コロナファシズムで入院拒否したら懲役!?ドイツでは強制収容所も!

画像©TK Kurikawa photoAC

 1月18日、政府は新型コロナウィルス対応の特措法改正案をまとめた。

 緊急事態宣言対象区域で、事業者が休業や営業時間短縮命令に応じない場合は行政罰の50万以下の過料、新型コロナ感染者が入院を拒んだ場合は刑事罰で1年以下の懲役または100万以下の罰金が課されるという案だ。

 いずれも日本国憲法で保証される基本的人権のを侵害にあたる可能性あり、特に営業の自由・居住・移動は著しく制限するものだ。

 現在、主に飲食店を中心に営業時間が制限されているが、飲食店が感染源だというエビデンスはない。東京都でいえば3分の2が感染経路不明でその次に多いのが家庭内感染だ。飲食店が時短営業になっても、テレワークを出来ない企業が大半で満員電車は動いている。

 また新型コロナにかかったら重症の場合は入院、軽傷の場合は自宅療養し人に移さないよう細心の注意をはらうことは重要だが、入院拒否患者に刑事罰を課すとなれば、そもそも罰則を怖がりPCR検査を受けない人達が増えるのではないだろうか?

 PCR検査を受けずに新型コロナを隠し、治る人は治るだろうが、放置して重症化し放置している間に益々感染拡大するリスクがある。




【日本医学会連合や日本公衆衛生学会、日本疫学会の反対声明】

 日本医学会連合や日本公衆衛生学会、日本疫学会は新型コロナ患者に対する刑事罰をに対して反対声明を出した。声明の呼びかけ人の一人で、公衆衛生を専門とする東京大学大学院行動社会医学講座教授の橋本英樹氏は、

「過去の経験でも、強制的な措置は逆効果だったことがあります。性感染症対策や後天性免疫不全症候群(AIDS)対策において強制的な措置を実施した多くの国が既に経験したことであり、公衆衛⽣の実践上もデメリットが⼤きいことが確認済みです。(⽇本医学会連合声明より)1990年代のキューバのHIVの感染対策の例の場合、キューバでは治療法がまだ見つかっていない時代、急速にHIV感染が広がったので、感染者を隔離したのです。結局それでみんな逃げてしまって、HIV感染をコントロールできなくなって、やめることになりました。人間は強制や自由を奪われるとわかったら、それに反発するという流れは歴史的にもわかっていることです。それを日本は今の時代にあえて繰り返そうとしている」

と危惧している。

 我が国では、かつてハンセン病患者の人権が著しく侵害され、家族はハンセン病患者を隠した。その歴史を踏まえて、感染者法が改正された。

 現在の感染症法前文には次のように書かれている。

「我が国においては、過去にハンセン病、後天性免疫不全症候群等の感染症の患者等に対するいわれのない差別や偏見が存在したという事実を重く受け止め、これを教訓として今後に生かすことが必要である。感染症をめぐる状況の変化や感染症の患者等が置かれてきた状況を踏まえ、感染症の患者等の人権を尊重しつつ、これらの者に対する良質かつ適切な医療の提供を確保し、感染症に迅速かつ適確に対応することが求められている」

 感染したコロナ患者に罪はない。もし感染して、あちこちにマスクなしで咳をして出歩いて、故意にコロナを人にどんどんうつそうという人がいたとしたら、それは現行法における傷害罪だ。特措法を改正せずにも対応出来る。

 しかし、入院を拒否しただけで刑事罰を課すとは、あまりに個々人の人権を無視している。

 入院したくない理由には、例えば、長期間会社を休んでクビになるのが怖い、介護しなければならない同居人がいる、ペットと二人暮らしなど……。人それぞれに守るべき生活があるのだ。

 そして、もう1つ、筆者が疑問に持つのはなぜ一般庶民にたいしてのみ刑事罰を課す議論が起きるか?だ。

 現在新型コロナ患者を「経営が苦しいから」という理由で受け入れていない98%の病院にも罰則を課そう、という議論が出ない。第一回の緊急事態宣言から半年以上も時間的余裕があったのに政府は病床を拡充しなかった。

 政府の失策をなぜ飲食店やコロナ患者が償わなければならないのか?




【ドイツでは新型コロナ患者の強制収用所が作られる】

 今回の特措法が許容されると、更に全体主義的な風潮がエスカレートする可能性もあるだろう。

「こんな嫌な社会の原因となる悪者を探そう」というポピュリズムが自粛警察を産んだが、病んだ社会はスケイプゴートを作り出す。スケイプゴートからは「公序良俗の為に」人権を剥奪して構わない、という世論が出たら危険だ。

 ドイツでは、新型コロナ入院拒否患者を収容する強制収用所が作られる予定だそうだ。

 ドイツ東部にあるザクセン州の州都ドレスデン、シュタウフェンベルクアレーの移民受け入れ施設が、コロナ感染予防対策に違反した人を収容する強制収用所に改築される準備が進められている。

 コロナに感染後、自己隔離を拒否した人、自宅待機期間中に外出をした人など、政府の定めたコロナ感染予防対策による制限措置に違反し、警告を受けても従わない人が裁判の手続き踏んで収用されるそうだ。

Germany: Refugee reception facility to be converted into jail for COVID quarantine-breakers

 現在の日本はドイツほど厳しくはないが、昨今の政府の新型コロナ対策は、公衆衛生を優先するあまり、「個」としての基本的人権や民主国家の基本的なあり方が無視されている。

 コロナ以前の社会では、「感染症の為に緊急事態宣言」なんて発想はなかった。コロナ禍では従来の民主国家の常識では想定できない世論が主流となり、それに沿った政策次々と施されてしまっているので、「病院が足りないから、いっそのこと御上に従わない危険な感染者は刑務所で隔離」なんていう世論も出かねないだろう。

 そうなったら日本政府はどうするか。

 昨今の政治は世論の人気とりの為に、新型コロナの根本的な問題に目を向けずに、その場その場の対策をしてきた。その為、医療体制も整備されないまま民主国家としての本質的な部分が失われつつある。

 民主国家である以上、重要なのは多様性だ。政府は新型コロナ感染リスクについてアナウンスし、マスクとソーシャルディスタンスなど最低限のガイドラインを盛り込んだ上で、リスクを考え経済をまわすか、ステイホームしたい人はステイホームするか、生き方を堂々と選択出来て自分と違う価値観や生き方を批判しない、差別しない、そのような社会になってほしい。

深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

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Vol.297【光明的、神・仏と人々が寄り添った真実の歴史!必見です!弘法大師の神の壮大な計画!

 

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