「霊の声を聞く」霊媒体質はどこから生じるのか?

画像 Image from page 275 of “The astrologer of the nineteenth century” (1825) / Internet Archive Book Images

既に亡くなった人の声を聞く、という話は日本ではイタコやまた海外での降霊術しかり、昔から多くの人が試みようとしてきた事である。

科学が発展してからは機械による技術で交信を試みようとする人も出てきていた。

かの有名な発明王エジソンも、亡くなる15年ほど前から「霊界通信機」なるものの開発を行っていた。彼は後年になってある著名な霊媒師と知り合った事から霊魂の存在を信じるようになった。

彼は人間に備わっている霊感やインスピレーションが、自分の内面ではなくどこか別の所から降りてきているのではないか、と自らの経験を元に思い、「自分の物とは違う別の思念のようなものが電気信号のように空気中を飛び回っていて、その信号を受信できる人が霊媒師なのではないか」と考えていたようだ。

そして「死者との対話」について研究している人は現代でも存在している。




もっとも、対話する方法ではなく「なぜ死者と会話できる人間が昔から存在するのか」という方面での研究だ。

霊媒師は昔から世界各地に存在していたが、彼らは果たしてどこから「霊の声」を得ていたのか。この点を研究する事によって、人間の脳の内部で行われている働きや、統合失調症をはじめとする人々の症例にある「幻聴」などのメカニズムを理解する事ができるのではないか、といわれているのである。

現在、ノーサンブリア大学の科学者によって行われている新しい研究では、いわゆる「霊媒体質」とされる人々の「能力」がいつ頃から始まり、普通の人との差別化が起きる要因はどこにあるのかの調査が行われている。

その結果、霊媒体質のある人々は普通の人と比較して比較的早い段階で発覚すること、超常現象への興味等が強い事、特定の作業に没頭できる能力が高い事、等が解ったが、幻覚や幻聴を見る事との相関関係は導きだせなかった。

だが、現時点の調査でも幼少期から特定の傾向を持つ人が存在する、という事が判明している。もしかすると、今後の調査で更に「霊の声を聞ける人」達のメカニズムが判明するのかもしれない。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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