生贄の怨念の集合体「たたらら様」

これもwebで拡散した妖怪である。ある地方都市で信仰されている存在だ。

名前は「たたらら様」と呼ぼれている。

かつて地元の神社では神に生贄を捧げていた。基本、娘が生贄に選ばれることが常であった。

ある年、御神体である鏡の前で巫女が舞っていた。すると鏡にヒビが入り、巫女の首に湿疹が出来、苦痛を訴えて倒れ込んだ。さらに供えられていた生贄の少女の遺体から悪臭が漂い始めた。

どうやら、一人娘を生贄にとられた遺族が、今まで生贄になった犠牲者の怨念を集めて呪いをかけたのだ。




生贄になった少女の口や目などすべての穴から悪臭を放ちながら、液体が流出した。

それ以来この神社には、神ではなく「たたらら様」が祀られるようになった。この新しき上を祀る祭りは今でも開催されていると言う。

なお、「たたらら様」に捧げる巫女踊りが残されており、男がうかつに踊ると「たたらら様」に気に入られてしまい、死ぬまで取り憑かれるらしい。

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(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Pexels PIXABAY

 

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