宇宙で熟成された初のワイン、スペースX社輸送機が地球へ持ち帰る

画像 jurvetson , Los Altos, USA

2020年12月13日、スペースX社のカプセル型宇宙船「クルードラゴン」は野口聡一飛行士ら4名を乗せて国際宇宙ステーションへ旅立った。

民間の宇宙船が人を輸送するのはこれが初めての例となる。

また、クルードラゴン号は何度も地球と国際宇宙ステーションの間を行き来し、必要な物資を運んでいる。今年の12日火曜日には国際宇宙ステーションから正常にドッキング解除され、翌13日水曜日の午後8時14分頃にはパラシュートを用いて大西洋に落下、帰還している。

そんなクルードラゴン号は今回、非常に興味深い積み荷を抱えて地球に帰還してきた。それは世界初の「宇宙で熟成させたフランスワイン」である。

こちらは、ルクセンブルクに本拠を置く新興企業「Space Cargo Unlimited」による実験によるものだ。




2019年11月にワインが、2020年3月にブドウの木が国際宇宙ステーションへ送られており、後者は新たな栽培方法を検討する目的で、前者は宇宙空間という環境がワインの熟成にどのような影響を与えるのかを目的として行われたものである。

将来に向けて多くの人々を養うための食料確保の手段を見いだすという目標が掲げられている。

今回宇宙で熟成が行われたのはカベルネ・ソーヴィニヨン等12本のワイン。国際宇宙ステーション内では封を開けられることはなく熟成に徹し、帰還にあたっては破損を防ぐためにスチール製のボンベに収納されている。

世界初の「宇宙熟成ワイン」は2月にフランスのボルドーで1、2本を開けて試飲された後、数ヶ月に渡る化学調査が行われる予定だ。果たして、宇宙はワインにどのような風味を足すのだろうか。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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