ケーキを食べると体内でアルコールを造り酔っぱらう「腸発酵症候群」

嗜好品の一つである飲料用アルコール。これを自分の体内で作り出してしまう人々がいるというから驚きだ。

イギリスのサフォーク出身の元経営者であるニック・カーソン氏(62歳)もその一人である。彼はケーキやビスケット等、砂糖や炭水化物を接種すると体内でアルコールが生成され、酔っているのと々状態になってしまうという特殊体質を持っている。

これは超能力でもなんでもなく、非常にまれな症例「腸発酵症候群(ABS:Auto-brewery‐syndrome)」なのだ。




腸発酵症候群は炭水化物や糖を腸内発酵によって消化器系内部にもかかわらずエタノールを生成してしまうというもので、急性アルコール中毒を引き起こすほどの量にもなる。この症状が起きる原因はさまざまだが、カーソン氏自身は20年前に化学物質にさらされたことからこの症状を患ったのでは、と考えているようだ。

「私は自分の意志に関わらずアルコール依存症になりました。砂糖や炭水化物を少しでも接種しようものなら体がアルコールを生み出してしまうため、食べるものには気をつけなくてはなりません。そこで糖質制限(ケトジェニック)を行っていますが、完全にこれらの物質を絶つのは難しいものがあります」とカーソン氏は語る。

幸い、奥さんの支えもあり、彼自身の体質と付き合って生活しているが、それでも頻繁に血中アルコール濃度を確認する必要があるなど、不便な生活を強いられているという。

「私の体験を共有することで、人々がABSについてより知識を深めるのに役立つことを願っています」と彼は語っている。

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(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©RitaE PIXABAY 

 

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