技術も進歩し、今や社会活動に欠かせない存在となっているロボット。人型や動物形で自律歩行や会話を可能とするものから産業用のロボットまで、SFの世界ほどではないものの我々の身近な所にいる。

では、世界で一番最初に作られたロボットはどのようなものなのだろうか。

そんな疑問の回答になるかもしれない存在がこちらの写真である。古い白黒の写真の中には、兵士たちと共に立つ黒い金属製のロボットらしき姿が確認できる。

こちらの兵士らはアメリカのモンタナ州にてネイティブアメリカンたちと戦った「バッファローソルジャー」としてよく知られている第10騎兵連隊の姿を捉えた写真であり、1894年頃のものとみられている。




だとすると、19世紀には自律して兵士らと共に戦う事のできるロボット兵士が存在したというのだろうか?

だが、実はこのロボットはアメリカはオレゴン州のアーティスト、ポール・ガイナン氏が2000年に生み出した漫画のキャラクター、ロボット兵士の「ボイラープレート」というキャラクターだったのだ。

BOILERPLATE – the trailer

ボイラープレートは19世紀に作られたという設定であり、著作の中には「あたかも19世紀に実在したかのような」合成写真も掲載されているという。恐らく、作品のために作成された合成写真がネット上に流出し、原作を知らない人たちが「19世紀に作られていたロボット兵士」と受け取ってしまったのではないかと思われる。

なお、実際の世界初のロボットは1950年代初頭に作られた、再プログラム可能なマニピュレーターである「ユニメート」(ユニバーサルオートメーション)といわれている。その後、特許が取得されて 1960年代後半に産業用ロボットに改造され、産業用ロボットのさきがけとなっている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©Paul Guinan YouTube

 

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