アレシボ天文台、再建へ方針決まる ただし完成時期は未定

画像 Arecibo Observatory / rafiot

昨年12月1日夜(現地時間)、宇宙へ地球外知的生命体に向けた電波「アレシボ・メッセージ」を送っていたプエルトリコのが崩壊した。

1963年に建設されて以来長年現役で運用されていたが、施設の老朽化とハリケーンや地震による損傷被害が大きくなってきたことから、近く完全に解体する予定が立てられていた。しかし、その計画が実行に移されようとしていた矢先、重さ約900トンの受信機が約140メートルの高さより天文台のシンボルでもあった大きな主鏡の上に落下したことで崩壊に至った。

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アレシボ天文台の今後については議論がされていたが、年末の28日に元プエルトリコ知事のワンダ・バスケス・ガルセド氏は「象徴的な望遠鏡が再建されることが国の正式な方針になる」旨を述べる新しい大統領命令に署名したことを明らかにした。

この大統領命令には「プエルトリコ政府は、アレシボ天文台の再建と天文台での世界クラスの科学と教育の迅速な再開に対する信念の元に行われる」と書かれている。

なお、新たな天文台はより大きな有効口径と広い視野、より強力なレーダー送信機を備えて再設計されるため、かつてのアレシボ天文台の姿が戻る、という訳ではないようだ。再建には800万ドルの最初の頭金が約束されているが、完成予定時期は未定とのことである。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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