
広い海には、まだまだ未知の生物が住んでいると考えられている。
新種でなくとも変わった姿の生物も多いため、たまに「UMAが見つかった!?」等と話題になることも多い。
年明け早々、アメリカはカリフォルニアから奇妙な生物の動画が届いた。男性が手にしているのはウミウシのような黒い軟体生物だ。
だがその大きさはかなりのものである。男性の肘まであるようで、小型犬と同じくらいの大きさだという。果たしてこの生物は何なのだろうか・・・。
IT’S HUGE! Giant Black Slug!
じつはこの生物は、日本の磯にも生息しているアメフラシと同じものだ。
アメフラシは貝の仲間であり、外部から刺激を受けると紫色の体液を放出することで有名だ。発見したのは野生生物の専門家であるコヨーテ・ピーターソン氏。このアメフラシはめったに浅瀬にやってくることはないが、産卵の時期には姿を現すとのことだ。
通常でもアメフラシは比較的大きくて目立つ生き物であるが、ここまで育つのは非常に珍しいとのことである。
ちなみにカリフォルニアのこのアメフラシは餌から摂取した毒素を体内に蓄積するという。噴出させる体液や、体に纏う粘液に微量の毒素が含まれるそうなので、こちらのアメフラシは見かけても触らないほうがいいそうだ。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©Brave Wilderness YouTube