コロッセオのアリーナを再現プロジェクト発足、2023年の完成を目指す

世界的に有名な古代ローマの円形劇場、コロッセオ。ここで究極の修復プロジェクトが上がっている。

全盛期を誇ったローマ時代、コロッセオでは日々剣闘士による戦いや戦車競争、実際の猛獣を用いてのショーが行われ、アリーナは何千人もの観客の歓声で満たされていたと考えられている。

現在でもコロッセオを訪れ、その姿を見ることは可能だが、長い時の流れには逆らえず、その設備の多くは荒廃してしまっている。たとえばアリーナの床は完全に欠落しており、かつてはその下にあった部屋や廊下が露出している。

しかし今、イタリア政府はエレベーターとトラップドアを備えていたという当時の床を完全に再建し、コロッセオを以前の栄光に戻すという壮大なプロジェクトを立ち上げた。




作業の予算は現在1850万ユーロ(約23億円)もの大きな金額である。

イタリアの文化大臣ダリオ・フランチェスキーニ氏は

「再建は素晴らしいアイデアです。コロッセオを訪れる人々は地下の部屋を見るだけでなく、当時の人々と同じようにアリーナの中心に立ち、コロッセオの美しさを鑑賞する機会を得られるでしょう。今回のプロジェクトが皆さんにかけがえのない体験を提供する技術的介入になることを誓います」

と語っている。

このプロジェクトが順調に進めば、2023年に修理は完了するとのこと。古代ローマの人々と同じ視点を我々も見ることができる日がくるのかもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©randomwinner PIXABAY

 

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