丑年だからこそ御利益がある!?健康に効く「撫で牛」

2021年の今年は丑年。一年の願掛けや厄避けには、やはり干支の「牛」にちなんだ場所を選びたい所である。

牛に縁のある寺社仏閣は多数あるが、比較的身近なものが様々な社寺で見かけることのある「撫で牛」だろう。

神社やお寺に座ったポーズの牛の像が設置してあるというもので、自分の体で調子の悪いところや具合の悪い患部を撫でた後に牛の像の同じ箇所を撫でると、悪い部分が牛の像にうつるため病気が治る、という俗習からきているものだ。

この風習は江戸時代頃に生まれたものとされており、江戸時代中期の『開運撫牛縁起』には撫で牛を祀って開運を得る作法が記されている。もちろんお寺にあるような大きな撫で牛ではなく、伏見人形等の小さなサイズの牛の人形を違い棚などに置いていたようだ。




毎月1日、15日、28日の月3回に朝一番に汲み上げた初水を供し、灯明を献じて祀り、大黒天に祈りながら牛を撫でさすると吉事が訪れると言われていた。これには中世以降、大黒天が牛を乗り物とする摩多羅神と習合して考えられるようになったことに由来すると言われている。

他にも、八坂神社に祀られている疫神の牛頭天王に対する信仰と繋がっているとも、牛が菅原道真の乗り物とされたことにより牛が天神様の使いと見なされたことに由来するとも言われている。そのため、北野天満宮など天神社には撫で牛が設置されていることが多い。

新型コロナウイルス感染症対策として、祈願した後に手指を消毒する必要があるが、病気や体調不良が気になる人は寺社仏閣で撫で牛を見かけたら触ってみてはいかがだろうか。

画像 湯島天満宮 撫で牛 / Инариский

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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