インドで新型コロナとは別の「奇病」が発生中!?

2020年は世界中で新型コロナウィルス感染症に悩まされる1年となった。世界中で感染者数は増大しており、イギリスや南アフリカ等では更に感染力の高い変異種が発見されるまでになっている。

そんな中、アメリカに次いで感染者数が増大しているインドにて、12月の頭から新型コロナとはまた違った謎の奇病が流行しているという。

この病気はインドのアーンドラ・プラデーシュ州、パシュチマ・ゴーダーヴァリ県のエルールを中心に報告され始めた。患者は吐き気やけいれん等の症状をみせ、最終的には意識喪失に至ると言われている。現地の医師からの報告によれば、既に数十人が重篤な症状になっており、少なくとも一人の死亡例が確認されているという。また、確認されているのはあくまで病院で診断を受けた人のみであり、潜在的な患者はまだ多く存在しているのではないかとみられている。

India ‘mystery’ illness puts hundreds in hospital – BBC News




今のところ、確認された患者の症状は新型コロナウィルスや、蚊によって媒介されるウイルス感染症に対して陰性であることが解っており、関連はないとのことである。

アーンドラ・プラデーシュ州エルールの町では男性1人が死亡、555人が病院にて治療を受けているという。エルールの公立病院のA.V. Mohan院長は「患者10人の血液から高濃度の鉛とニッケルが検出された」ことを報告しているが、サンプル数が少なすぎることもあって、今回の病気の直接的な原因か確証は得られていない。鉛中毒に近い症状でもあることから、地元の水源などが調査されたものの、これまでの所何も原因となる物は見つかっていないという。

これが新たな病気のパンデミックの始まりであるかは定かではないが、現場は混乱しており地元の議員からは「今回の事例に関する公平で本格的な調査」を国に求める意見が出てきている。現在もこの奇病の原因やメカニズムを特定するための努力が続けられているそうだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Rhiannon PIXABAY

 

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