クフ王ピラミッドから失われていた木片を再発見…そして驚きの真実が

エジプトを代表するギザの三大ピラミッド。古代より多くの人々に注目され、古代のロマンをかき立ててきた遺跡であるが、その規模に反比例して遺物がきわめて少なく、謎に満ちた遺跡でもある。

特に大ピラミッドことクフ王のピラミッドは、盗掘の被害にあった可能性が高くほとんどの遺物が残されておらず、現代の考古学者らも分析・研究ができない状況にある。

そんな中、100年前にクフ王のピラミッドから発見された遺物が再び日の当たる所に出た、として話題になっている。

問題の遺物は杉の木の破片で、スコットランドのアバディーン大学にてシガーボックスの中に保管されていたという。




発見したエジプト出身の学芸員Abeer Eladanyさんは「大学の有するコレクションは数十万と膨大です。長年埋もれていた遺物を探し出すのは干し草の山の中から針を見つけ出すようなものでした」と苦労を語る。

こうして再び表に出て、研究されることになった「ピラミッドの中にあった木片」だったが、分析にかけると意外なことがわかった。

放射性炭素年代測定を行った所、木材はクフ王のピラミッドよりも更に500年前の時代にまでさかのぼることが明らかになったのである。

アバディーン大学のニール・カーティス氏は「失われていた遺物が発見されたのも驚きでしたが、分析結果も想像を超えるものでした。更なる分析が必要になりますが、古代エジプトでは木材が希少であり、貴重であったため何年にもわたって手入れされていた様子がうかがえます」と語っている。

ようやく発見された木材から、今まで知られていなかった古代エジプトの一面が明らかになるのかもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Nadine Doerlé PIXABAY

 

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