
発光体タイプのUFOはUFOのなかでは比較的よく見られるものだが、今回ベルギーで目撃されたものは文字通り規格外すぎるものだった。
白昼でもハッキリと見える大きな発光体で、さらには3つが上下縦に並んだ状態で出現したのである。
問題のUFOは12月16日水曜日の午前7時頃、ベルギーのアントワープのシッパースクワルティエ近郊に住む人が自宅から撮影していたものである。明け方の空に巨大な3つの発光体が並んで建物の上に出現、動画が進むにつれて神秘的な白い光がスポットライトのように周囲を照らしていくのが解る。UFOは左へ移動していき、まもなく建物の後ろに入って見えなくなってしまったところで動画は終了する。
"3 glowing #orbs spotted above Antwerp, Belgium. They were quite big, and it lasted about 1 minute. They stayed in the same spot before moving and disappearing behind a nearby building. I took 2 videos and combined them into one."
mufon case 112773 2020-12-16 #UFOs #UFOTwitter pic.twitter.com/cGHRwslycH— 🛸webcamufo.com (@webcam_ufo) December 17, 2020
撮影者は「3つの発光体は、まるで巨大な衛星のように見えました。右上隅の小さなライトは、私がアパートにぶら下がっているいくつかのクリスマスライトが窓に反射したものですが、UFOはそのどれとも違うことが解ると思います」と語った。
なお、撮影時は明るくなってきてはいたが、まだ太陽が昇っていなかったとのことだ。ますます発光体の正体がつかめなくなったので、視聴者が海外の掲示板サイトRedditに投稿して広く意見を募ってみた。
すると驚いたことに、動画に対するコメントの中に、自身も非常によく似た経験があると語る人たちが現れた。
ある人は、「これは11年以上前に私と2人の兄弟、そして母と見たものとほとんど同じです。私が見たのは8~9個の輝くオーブがゆっくりと空を滑空していったもので、上昇も下降もしませんでした。これらのオーブは目がくらむほど輝いたりはしませんでした」と語る。
多くの人からは現場よ近くにあるタワークレーンのライトである可能性があるという意見が寄せられていた。だが、撮影者によればカメラを向けた方角に工事現場も明かりを付けたクレーンもなかったというのである。
果たして、巨大な発光体の正体は何だったのだろうか。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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