「琥珀の間」とともに沈んだ船、バルト海の沈没船から発見か?

画像©ウィキペディアより引用

18世紀に造られた貴重な琥珀色のパネルや金、真珠で飾られた壁が特徴の部屋「琥珀の間」は、ロシア帝政期の宝とも言える豪奢な部屋であった。その部屋の価値は現代の価格にして約2億7500万ドル(約300億)を超えると言われている。

この部屋はプロイセン王フリードリヒ1世のためにドイツ人の職人たちによって制作されたが、後年ロシア皇帝ピョートル大帝に贈呈。その後第二次世界大戦中にナチスによって略取され、東プロイセンの首都ケーニヒスベルグへ移され、ケーニヒスベルク城に保管されていたそうだが、第二次世界大戦でドイツが敗北して以降は不明となっていた。

その「琥珀の間」が、なんとバルト海沖に沈んでいる!?という噂で。現在話題になっている。




2020年10月、ポーランドのダイビングチームがバルト海沖で第二次世界大戦時代に行方不明になった汽船「カールスルーエ」を発見した。この船は東プロイセンからドイツ軍と民間人を避難させていた船でもあり、積み荷としてナチスが接収していた貴金属や貴重品が含まれていた可能性があるとみられていた。

そして今年12月初め、研究チームがロボット潜水艦で沈没場所を調査した所、カールスルーエから約1800フィート(約540メートル)離れた場所に2隻目の船が沈んでいるのを発見。さらに、「10個のチェストと他の多くの装身具」が現場から発見されたのである。

チェストのいくつかが開いていたので内部を詳しく調べたところ、おそらく貴重な物を保護するために、箱に「特別なゴム製の封印」が取り付けられていたという。

研究チームは、この沈没船の中に失われていた貴重な美術品や、失われた「琥珀の間」も含まれている可能性があると推測。更なる分析を重ね、来年の春には沈没場所への実地調査に着手することを計画している。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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