
画像©ウィキペディアより引用
12月8日、フィリピン・マニラにて「教会上空に出現した雲が聖母マリアの姿になる」という奇跡が発生、現地で話題になっている。
伝えられる所によると、マニラ大聖堂では聖母マリアがイエス・キリストを授かった日として「無原罪の御宿り(むげんざいのおんやどり)」の饗宴が祝われていた。このマニラ大聖堂は1571年に創設され、マニラ・カトリック大司教が本拠を置くフィリピンで重要な教会の一つである。
教会には多くの敬虔なキリスト教徒たちが集まっていたが、新型コロナウィルス感染症対策として教会内部には入場制限がかけられており、多くの信者は聖堂の外にいたという。
すると、人々の目の前で大聖堂の上に広がっていた雲の形状が変化していき、やがて光り輝く聖母マリアのような形に変化していったというのだ。
その姿は腹部が膨らんでおり、まるで妊娠した女性のように見えた。現場にいた人たちは驚くと同時に奇跡だと感じ、写真や動画におさめようとした。そしてYouTubeやSNS上に、聖母降臨という奇跡の瞬間をおさめた動画や画像が多く投稿される事態となった。
もちろん、単なる雲の切れ目がそう見えただけという懐疑的な意見も寄せられているが、新型コロナウィルスの流行に対して不安を抱く人々の心が奇跡を求め、聖母マリアの姿を見せてまったのかもしれない。
Clouds during the Immaculate Conception Mass at the Manila Cathedral formed an image of Mary
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)