高層団地の下に9メートルの「首の無い石像」が埋もれていた!

長い年月をかけ、古代の遺跡は次第に風化し、地に埋もれていく。文献などと照らし合わせた調査で発掘されたり、工事などで偶然に遺跡は発見に至るが、もしかしたら誰にも見つかること無く埋もれ、今では高層ビルが建っている場所の地下にひっそりと眠っている遺跡もあるのかもしれない。

だが、そんな「高層ビルの建つ土地の下に巨大遺跡」が中国で発見された。

こちらは中国南西部の重慶市にて住宅団地の下から発見された巨大な石像である。肩から上が無くなってしまっているが、それでも高さは9メートル。周囲を背の高い建物に囲まれていただけでなく、その上に足場が組まれて高層の団地が建造されてしまっていたのだ。

住人はこの像に気づかなかったのか不思議に思ってしまうが、長い年月で像は植生の中にすっかり埋もれてしまっており、団地の再建のために伐採されるまで巨大な像の上に住んでいたことを知らなかった人が大半だったという。




この像は何かに腰掛けているような姿勢をしており、左足などひどく損傷している箇所もある。何を象ったものなのか詳細は全く解っていないが、長年この場所に住んでいた60歳の住民によれば「千年近く前に建てられたものであり、昔はすぐ近くに寺院もあった」とのことだ。

しかし、1980年代にこの場所に住宅が建てられた時に寺院は破壊、石像の周囲だけではなくその上にも住宅が建てられ、現在の状態となってしまったようだ。なお、住宅が建てられた時期から、文化大革命の時期に行われたものではないかという説もあるが、まだ真相は解っていない。

今回の仏像について、地方自治体の文化遺物専門の部門が調査を開始したそうなので、文字通り埋もれていた巨像の正体が近いうちに明らかになるのかもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©ARTnews Twitter

 

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