ゾディアック事件同一犯だった?「シェリ・ジョー・ベイツ殺害事件」

画像©ウィキペディアより引用

先日、アトラスではアメリカの連続殺人事件「ゾディアック事件」にて犯人が残し、50年間解けなかった暗号がついに解読されたことについて報告した。

残念ながら犯人の身元などに繋がる内容はなかったが、犯人は過去に警察に対して「被害者は37人」と述べており、まだ他にも知られざる被害者がいるのではないかと考えられている。

そんなゾディアック連続殺人と関連性があるのではないか、とも言われているのが「シェリ・ジョー・ベイツ 殺人事件」だ。

1966年11月1日、カリフォルニア州リバーサイドにて一人の若い女性の惨殺死体が発見された。被害者はリバーサイド・シティ・カレッジの学生で、チアリーダーのシェリ・ジョー・ベイツ(18)。胸や喉、背中をめった刺しにされていたが、暴行の痕はなかった。




彼女は前日の午後9時頃に学内の図書館を出て、車で帰宅しようとしたところを襲われたとみられており、死体の惨状から強い怨恨によるものではないかと考えられた。

犯人が見つかることなく過ぎた一ヶ月後、地元のリバーサイド警察と『リバーサイド・プレス・エンタープライズ」紙に不気味な手紙が届けられた。手紙の内容は殺されたシェリ・ジョー・ベイツを指すと思われる描写が散見され、更には彼女を侮辱するような内容も含まれていた。

それ以上に警察の目を引いたのは、手紙の中に「犯人しか知り得ないような情報」がいくつか書き込まれていたことだった。特に、図書館の配電器からワイヤーを抜き、被害者が図書館から出るように仕向けたくだりは捜査関係者でもなければ知り得ない内容だった。

警察は手紙の差出人を探そうとしたが、手紙はタイプライターで打たれていたうえにカーボン紙を重ねたうえで文字が打たれており、タイプライターの機種が特定しにくくなっていた。




犯人は手紙の中で犯行が続くことをほのめかしていたが、幸いにも被害者が出ることはなかった。その代わりに1967年4月30日、再び犯人のものと思われる手紙が届いたのだ。

そこには「ベイツは死ななければならなかった。これからも犠牲者は増える。Z」と書かれていたという。

なお、警察は捜査の際に被害者が亡くなる前にいたとみられている大学の図書館にて、机に青いボールペンで書かれた奇妙な落書き(※画像)を発見している。これまた女性の殺害をほのめかす内容であり、更なる犯行と犠牲者の増加を伺わせるような内容であった。

そして、この事件の翌年に謎めいた連続殺人事件「ゾディアック事件」の最初の事件が発生するのだ。

前述の「机に残された落書き」の筆跡と、ゾディアック事件で犯人が送りつけた文書の筆跡が似ているという報告がある。またリバーサイド警察も、ベイツが殺害された手口と1969年9月にベリエッサ湖で犯された若いカップルの殺害の手口に類似点があると語っている。

果たして、シェリ・ジョー・ベイツを殺害したのは何者だったのか。犯人は前述の手紙でこのように語っている。

「私はゲームをやめるつもりはない……気をつけろ。私は今も君たちの娘のあとをつけている」

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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