
画像©Seanbatty PIXABAY
●オーストラリアで人体へのマイクロチップ埋め込みが大流行!
オーストラリアの衛星放送番組「ニュース・コープ・オーストラリア」によると、オーストラリアでマイクロチップを国民に埋め込み超人をつくるプロジェクトが進んでいるそうだ(2016年8月25日放送)。
Microchip implants: Hundreds of Australians embracing ‘super-human’ technology
http://www.news.com.au/technology/gadgets/wearables/australians-embracing-superhuman-microchip-technology/news-story/536a08003cb07cba23336f83278a5003
Profile: Rise of the superhumans | World | The National
http://www.thenational.scot/world/profile-rise-of-the-superhumans.21690
既に、数百人のオーストラリア人がマイクロチップを埋め込まれているという。
「マイクロチップを埋め込んで『超人』になろう!」という広告宣伝が行われ、マイクロチップを埋め込みたい、と思うオーストラリア人は増えているとか。「超人」になった人間は、認証システムでドアのカギを開けたり、ライトをつけたり、手を振るだけでパソコンにログイン出来る。スマートフォンに連絡先を送信して名刺代わりにも使えて、さらに複雑な医療関連データも保存することが可能だそうだ。
マイクロチップの大きさは米粒程度で、費用はわずか80~140ドルとの事だ。同誌によると、「オーストラリアは世界で初めて国民にマイクロチップが埋められる国になるだろう」との事だ。
人体にマイクロチップ埋め込みとは、おそらく数年前までは、「まるでSF映画のような夢物語」と多くの人々が考えたであろう。しかし、遂にそれが現実化したのだ!
オーストラリアでは、従来よりペットへのマイクロチップ埋め込みが義務付けられていた。
しかし、「マイクロチップが癌を誘発するのではないか」将来的には癌になるのではないか?」と指摘する専門家もいて、マイクロチップによるペット癌の発症率は1%もあるという統計がある。実際にマイクロチップをつけたペットが癌で死亡した、という訴訟も起きている。にも関わらず、メディアも獣医界もマイクロチップの安全性のみ強調してきたのだ。
画像©Karsten Paulick PIXABAY
英国の小動物獣医師協会(Small Animal Veterinary Association)の研究によると、マイクロチップには弊害があるという。マウスとラットを用いた動物実験で、マイクロチップを装填した動物に悪性で致命的な癌が1~10%の確率で発症することが明らかになった。更に、マイクロチップを装填した犬や猫のその装填部位に癌が発生したという研究結果も報告されている。
このような研究結果を無視するかのように、マイクロチップは人間でのテストなしに各国で人間に埋め込む事が承認されてしまった上に、市場がどんどん膨らんでしまっているのだ。
人体にマイクロチップを埋め込む計画が進んでいるのは、オーストラリアに限ってののことではない。
●広がるマイクロチップの世界市場!
人体へのマイクロチップを埋め込むのを最初に発案したのはイギリスの科学者Kevin Warwick氏である。1998年にKevin Warwick氏はドアの開閉や電気をつける事が可能になるマイクロチップを発明した。そのマイクロチップは人体に埋め込まれてから、9日後に除去され、現在はロンドン科学博物館に展示されている。
Sweden sees microchip implant revolution | Al Jazeera English
そして、去年、エピセンターというスウェーデンの複合オフィスでは、従業員の手に小型チップを埋め込み手をかざすことでオフィスのドアを開けたり、そこにある設備を利用できるようにする試みを始めた、というニュースが世界を騒然とさせた。
エピセンターでは、このチップは文字通りアクセスを可能とする。例えば、チップ入りの手をかざすことでドアが開く。また、オフィスのプリンターの前でIDカードをもたもたと探さなくても手の中にあるチップを読み込ませるだけで、プリンターの起動を行える。
手軽で便利な一方、ドアやプリンターは利用者を認識し、使用履歴を残す。こうした記録は従来なら非常に煩雑な作業である。そして、個人情報を含む割には不完全な身元の認証しか行えなかったが、マイクロチップには「完全なる認証」が可能である。
エピセンターのCDO(最高破壊理論責任者)であり、スウェーデンのバイオハッキング団体バイオニフィケン(BioNyfiken)会員でもあるハンス・ハーブラッド(Hannes Sjoblad)氏の見解では、
「好む好まないにかかわらず、近い将来、マイクロチップの埋め込みは避けることができなくなるだろう」
という。
しかし、同氏によれば、「大企業や政府がこうしたチップの埋め込みを推進し出す前に、その意味合いをよく把握しておくこと」が重要であり、「その役割をバイオハッカーに期待している」との事だ。
マイクロチップ・インプラントの可能性を探っている欧州企業は多く、その市場規模は85億ユーロ(約1兆1000億円)にものぼるという統計がある。スペインのバルセロナにある「バハ・ビーチ・クラブ」でも、2004年からVIP客が皮膚の下に埋めたチップを入場パスとして使えるシステムを導入している。
ロシアの情報セキュリティ企業「カスペルスキー」も、マイクロチップの技術に並々ならぬ関心を抱いているそうだ.
現在、アメリカでも研究が進んでいて、マイクロチップの人体への埋め込みはFDAによって承認されている。
それだけでなく、米国で人体へのマイクロチップ埋め込みを承認した当時の米保健・福祉相Tommy Thompson氏は、政界を去った後、マイクロチップを製造する米VeriChip社とその親会社、米Applied Digital Solutions社の役員になりマイクロチップの埋め込みを奨励している。
●マイクロチップの遠隔操作により人を殺せる!?
マイクロチップを人体に埋め込むことで、便利な側面もあるだろうが、先述のような癌のリスクもある。加えて、マイクロチップの普及は闇の組織イルミナティが人類を徹底的に管理・支配する為の社会「新世界秩序NWO」の実現の為の陰謀ではないか、という噂もある。
環境問題を専門とするジャーナリスト、評論家の船瀬俊介氏は、人類へのマイクロチップ埋め込みに関して警鐘を鳴らしている。自著の「死のマイクロチップ 明日はあなたに埋められる?」(イースト・プレス)の中で、マイクロチップの機能には「GPSによる位置情報の特定、個人情報(収入と支出、病気の診断履歴、マイナンバーなど)の管理に加えて、ボタンひとつで処刑が可能になる遠隔殺人機能も備わっている」と主張している。そしてアメリカ人だけでなく、日本での実施も計画中であるという。
Marching, The 7th Infantry Regiment (Camp Fukuchiyama), The Memorial Ceremony of the 3rd division and Camp Senzo (rehearsal) / lasta29
船瀬氏はマイクロチップによる人類管理社会の恐ろしい未来を予測している。
「自衛隊員は強制的にマイクロチップを埋め込まれるでしょうね。GPS機能があるからどこに行ったってすぐにバレます。命令に従わなかったらその場で衛星電波で処刑コード番号です。マイナンバーは今後クレジット番号銀行口座番号と全てリンクするでしょうから、我々がどこで下ろした、どこでいくら何を使ったか、何を飲んだとか全部バレちゃうわけです」
これが事実だとしたら実に恐ろしい。
コロナ禍は現に管理社会の進行と「新世界秩序NWO」の実現に拍車をかけているが、人類が権力の裏の意図に気付き、計画が挫折されることを願ってやまない。
(深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動
著書
「あなたも霊視ができる本 」文芸社
「世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版