
街の中の、どこにでもありそうなコンクリートのブロックで出来た壁。そのブロックをよく見ると、肌色の奇妙な丸い物がついている。
よくよく近づいてみて見ると・・・何と、片目の欠けた古い人形が、奇麗に顔だけ出した状態で埋め込まれているのだ。
この写真はニューヨーク州のとある家に存在する。
発見者はこの家に引っ越したばかりの女性の姉で、姉妹で新居の様子を確認していたところ、外壁から不気味な人形の顔だけが覗いているのを見つけてしまったのだという。ちなみに、壁の向こうは地下室とのこと。あまりに不気味な壁の写真は瞬く間に30万回以上のいいねがつき、多くの人の注目を集めることとなった。
My sister moved into a new house and found this in the wall of her basement pic.twitter.com/37cHIxQmvN
— The Only Living Dead Girl in New York (@missjellinsky) December 2, 2020
しかし、誰が何のためにこのような不気味なことをしたのだろうか。あるユーザーによれば、これは1960年代から70年代にかけて、ニューヨークやカリフォルニアで流行したものだという。
家の壁にわざと人形の一部が出るように埋め込むというもので、他にも現金や新聞の切り抜きをあえて埋め込むこともあったという。一種のおまじないや、訪れる人を驚かせる等の目的があったようだ。
しかし、流行のあった時期から何十年も経った現在では不気味な代物でしかない。彼女の投稿を見た人の中には、「何か良くないことが起きる前に、家を引き払った方が良いのでは?」とアドバイスする人もいるほどだった。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©missjellinsky Twitter