旅客機から飛び降りた伝説のハイジャック事件「D.B.クーパー」に迫る!?

今から約50年前、アメリカ史上最も謎に満ちたハイジャック事件が発生した。未だに犯人も多額の現金も見付かっていない、謎めいた事件「D.B.クーパー」事件だ。

1971年11月24日午後4時35分、アメリカの上空を飛行していたノースウエスト・オリエント航空305便にて、一人の男性乗客が客室乗務員の女性にメモを渡し、「爆弾を持っている」と告げた。

男性は鞄の中に導火線が繋がったダイナマイトを所持しており、身代金20万ドルとパラシュート4つを要求。そして身代金とパラシュートを受け取った犯人は乗客全員と客室乗務員2名を解放し飛行機を離陸させ、午後8時11分頃に高度約3000メートルの飛行機からパラシュートを付けて飛び降り、逃げおおせてしまったのである。

犯人は恐らくポートランドの北約50キロのアリエル郊外に降りたと考えられたが、以降足取りは全く掴めていない。しかし後に、家族と一緒にキャンプをしていた8歳の少年が身代金の一部を発見。そこにはいくつかのメモが残されていたという。

そして今年、アメリカにてこの事件の犯人に迫るドキュメンタリーが作成され、新たな犯人像が描かれた。

The Mystery of D.B. Cooper (2020): Official Trailer | HBO




番組中では、最終的に重要容疑者は4人いたという。その中には、死の床でハイジャックを自白したデュアン・ウェーバー、ワシントン州史上初の性別適合手術を受けたエキスパートパイロットのバーバラ・デイトン、そして軍のベテランであるリン・ドイル・クーパー、そして最重要容疑者として1972年にほぼ同じ方法で飛行機をハイジャックし、50万ドルを得て逃げおおせた、ベトナム帰還兵で爆発物の専門家であるリチャード・マッコイ・ジュニアの名前が上げられている。

マッコイは2回目のハイジャックで逮捕、投獄されたが、石鹸で銃のレプリカを作った後に逃亡。逮捕を試みたFBI捜査官によって射殺された。あまりに手口が似通っていたため、当初からハイジャック犯「D.B.クーパー」本人ではないかと見られており、犯人であると断言した書籍も刊行されている。

しかし、彼の妻はこの本の著者である2人のFBI捜査官に対して訴えており、正しくない情報も含まれているようだ。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©HBO YouTube

 

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