ナノマシンは人口削減計画の陰謀だった!

画像©Gerd Altmann PIXABAY

第四次産業革命の真っ只中、人工知能(AI)やビッグデータなど最先端技術を活用し、顔認証システム・ドローン・自動運転・キャッシュレス・オンライン診療・遠隔教育など生活全般をスマート化する未来都市、「スーパーシティ」構想の実現に向けた改正国家戦略特区法が今年5月27日、参院本会議で可決・成立した。

最新のコンピューターシステムが導入される社会構想だが、その中でも注目されている技術の一つがナノテクノロジー、ナノマシンだ。コンピューター技術は毎年進化・発展し小型化が進む。ナノマシンは世界最小のコンピュータだ。

ナノマシンはインフルエンザウイルスよりも小さい。1mの10億分の1倍したものが1ナノメートルだが、我々の日常生活では到底想像がつかないミクロの世界だ。

近年、ナノマシンは主に医療目的に研究開発されてる。

ナノ医療イノベーションセンターセンター長・東京大学名誉教授・東京大学政策ビジョン研究センター特任教授、片岡一則氏の研究によると、ナノマシンは癌の治療法に応用できる。ナノマシンに抗がん剤を含有させると、人体の他の細胞を攻撃せずにガン細胞に到達することが出来るという。

つまり、抗がん剤の副作用を最小限にとどめる効率的な治療法が確率できるかもしれないのだ。

日本人の死因の第一位(約28%)が癌なので、この治療法が確率されれば多くの命が救われるかもしれない。他にも脳腫瘍やアルツハイマー病なの様々な病気の治癒に使用できる可能性があるという。

また、ナノマシンを体内に入れて、人体のどこかの部分が病気になるとナノマシンが異常を探知し、診断と治療を行う、という「体内病院」のようなシステムも研究されている。


画像©Patricio Silva PIXABAY




近未来の技術として、ナノマシンと脳のニューロンやシナプスを接続することで、目や耳などの器官を通さず脳に直接映像(AR・VRなどの映像)を投影し五感で感じる出来るフルダイブ技術も研究されている。

コロナ禍で娯楽が減っている昨今だが、この技術があえばステイホームしながら、世界中どこでも好きな場所に旅行に行くような体験が出来ることになる。まさに「仮想現実」世界が実現される。

更に、なんと将来的にナノテクノロジーが更なる発展を遂げると、人類は不老不死にもなりえるのではないか、ともいう説もある。

人体を流れる血液をナノマシンを含有した人工血液に代替することにより、人間は現在の年齢より大幅に長生き出来る可能性があるという。消化・排出もナノマシンの補助で行う為胃腸負担が減り、毒素の分解もナノマシンが肝臓の代わりに行うようにする。つまり、人体の臓器の負担が軽減されるので、あらゆる病気にかかりにくく老化も遅れるのではないか、といわれているのだ。

果たして、それが本来の「人間らしい生活」なのかは問われるが。

人類が畜産によって破壊してきた生態系はこれ以上破壊せずすむだろう。いまや地球上の哺乳類の重量(バイオマス)の60%が家畜、人間が36%、野生哺乳類は僅か4%しか残っていない。

このような時代が到来すれば、食事は栄養摂取のためではなく娯楽・趣味の一部になるのかもしれない。

しかし、人と対面せず仮想現実のVRの中で生きて、臓器や血液までナノマシンに代替されるような生活は人から人間らしさを奪っていくだろう。

臓器の負担が減ったとしても、臓器を活用しないので本来の免疫力はそがれていきナノマシン無しでは人体を維持出来なくなる。精神的にも無機質に無感情になるだろう。そうなると、「人間とは何か」「AIロボットとの違いはなにか」の概念が問われていく。恋愛感情もなくなり、長寿故に「子孫を残そう」という本能的欲求も失われていく。


画像©Narupon Promvichai PIXABAY




闇の支配者達は今まで地球の生態系を維持させる為にもワクチンや抗生物質など免疫力が低下する薬の乱用を推進したり、遺伝子組み換え食品を流通させることによって人工削減計画を進めてきたが、ナノテクノロジーもその計画の一貫ではないだろうか。

そしてもう一つつ、ナノマシンには大きな問題がある。ナノマシンほどのミクロの物体が人体で効果的に働くためには、いうまでもなく大量の数が必要になるが、一つ一つ製造するにはコストが高い。

そこで、ナノマシン自体に自己複製機能(自分のコピーを作る機能)を盛り込む方法が考察されているが、この方法は実は大きなリスクをはらんでいる。

もし、万が一ナノマシンがシステムエラーを起こしてしまった場合、ナノマシンが際限なく自己複製を繰り返し人体をも侵食してしまう可能性があるのだ。そればかりでなく、外部に流出したら、侵食した人間のみならず次々と人や動植物や物に「感染」し、自己複製を無限に繰り返す可能性がある。ウイルス並みの大きさのナノマシンは空気中も飛び回れると考えられていて、「空気感染」もするという。

賢明な読者はお気付きだろうか?まるでウイルスそのものである。

まさにナノマシンによる「パンデミック」。身の毛が弥立つほど恐ろしいシナリオだ。

最先端のテクノロジーが人類に福音をもたらすか破滅をもたらすかは、我々一人一人がテクノロジーの恩恵に依存せずに、自ら己の意思で考える力を持つか次第であろう。

(深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

 

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