現在、マレーシアにて奇妙な現象が発生し人々を恐怖に陥れている。

地元メディアの話によると、先週末に複数の家で「深夜に奇妙なことが起きた」という報告があったという。具体的には以下のような体験だ。

「急に台所のドアをノックするような音が聞こえたと思ったら、何者かが室内に入ってくるような気配がした」

「家の外からノックするような音が聞こえたため、外を確認したが何も見つからなかった。窓から外を確認したが、その間次第にノックの音が大きくなっていった」

「その時家族が誰も使っていないバスルームの中からノックの音が聞こえた。その瞬間、全身が総毛立つ感覚を覚えた」

などなど。これらの証言は主にSNSで報告されていたもので、中には不審者が実際にその場にいたのではないかと思って警察に通報した人もいたという。また、偶然動画撮影に成功した人もおり、動画の中では明らかに何者かが強くドアをたたいているにも関わらず、外を確認すると誰もいない、といった状況が確認できるものとなっている。

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興味深いのは、これらの報告がほぼ同時に、マレーシアの広い地域で発生していることである。皆SNSに書き込んだり、友人に相談して初めて自分の家以外でも同じことが起きていたことを知り、驚くという流れになっている。

村によっては住民の半数以上が体験したという地域もあるようだ。何者かによるいたずらにしてはあまりに広範囲であるし、地元の名士など社会的地位の高い人物の家でも起きていることから、人々は不安を抱いているそう。

地元当局はいたずらだけでなく何らかの犯罪の可能性も視野に入れており、「ノックがあったとしても、相手が誰か確認が取れるまでドアを開けないように」と指導しつつ、地域のパトロールを強化することを明らかにしている。

（加藤史紀　山口敏太郎タートルカンパニー　ミステリーニュースステーションATLAS編集部）

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