英国は「最初のロケットを発射できるRAF宇宙軍」を設立する

今年、アメリカ軍は新たな軍隊として「宇宙軍」を設立。このことは世界中から注目を集めた。

設立背景には衛星を利用した情報戦の存在があると言われているが、字面のインパクトから話題になったのだ。

すると、この動きを受けてか、イギリスも英国空軍に「宇宙部隊」を設立。早ければ2022年には英国初のロケットを打ち上げることができる能力を有するものとする方針をボリス・ジョンソン首相が発表した。

ジョンソン首相によれば、軍事予算は165億ポンド、テロや組織犯罪、敵対的な国家活動を標的とすることを目的とした人工知能と国家サイバー部隊の開発にも資金を提供するとのことである。




今回の英国軍への投資金額はGDPの2.2%に相当し、アメリカを除く他のどのNATO同盟国よりも多い金額となる。冷戦の終結以来最大の軍事投資に関し、首相は「領域の防衛が最優先課題であり、英国の後退の時代を終わらせる」ことを約束している。

ジョンソン首相は国防省(MoD)が軍隊を「変革」し、サイバー分野と宇宙という将来的に戦場となるであろう分野に対し、最先端の技術開発を行うための4年間の財政取り決めを開始している。

問題となるのは巨額の予算をどうやって賄うのか、という点だが、英国はコロナウイルスのパンデミックの際にすでに数十億ドルの借入を行っており、資金調達のために対外援助予算を40億ポンド以上削減できる可能性があるという提案があった事を上げている。

なお、ジョンソン首相による今回の「イギリス宇宙軍」に関する発表は、英国の対外、防衛、開発、安全保障政策に関する政府の統合レビューの第1段階で出てきたものであり、最終的な結論は来年発表される予定とのこと。来年にはイギリスからも宇宙軍が出てくるのか、経緯を見守っていきたい。

Boris Johnson promises rocket launch from Scotland by 2022

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©UK in Japan- FCO

 

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