やせ細ったライオン…ナイジェリア国営動物園の悲惨な飼育環境

動物の保護、飼育を目的とするはずの動物園だが、経営難等で飼育されている動物たちが劣悪な環境に置かれてしまう、そんな事態は世界各国で報告されている。

今回、問題になったのはアフリカはナイジェリアのカドゥナにあるガムジゲート動物園である。

ナイジェリア国営の動物園で入場料は1ドルという安価なものだが、中に足を踏み入れるとそこには想像を絶する光景が広がっているという。毛皮の上からも骨が見えるほどやせ細ってしまったライオンが檻の中を歩き回っていたのだ。園内には他にも多数の動物が飼育されていたが、みんな満足に餌を与えられていないようで非常に痩せており、また適切な治療が受けられていないのか病気になっているように見えるものもいたという。




この動物園を訪れた人が動物愛護団体に連絡したことから、この動物園内の悲惨な状況が明るみになった。動物園内で飼育されていた動物たちは、ライオンを筆頭にNGO団体とナイジェリア動物園協会が協力して保護に当たっている。

一番危機的な状況にあったのは保護団体によって「ザキ」と名付けられた雄のライオンで、正常な雄ライオンの体重の半分以下になっていたという。

現在は野生動物専門の獣医の治療と診断が行われているそうで、順調に回復したら別の環境に送りたい、とのことだ。NGO団体によれば飼育環境がかなり粗末なものであったため、この動物園では継続して飼育するのは不可能とのことである。

今後はナイジェリア当局と緊密に協力して解決方法を探っていくとのことだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Gabor Fejes PIXABAY

 

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