スィクティフカルの「超巨大な幽霊」を検証する!

少し前のこと、ロシアで「超巨大な幽霊」の心霊写真が撮影されて注目を集めた。

問題の写真がFacebook上に登場したのは2018年2月14日のことである。雨が降っていたのか、町の上に鉛色の雲が広がり、地面には水たまりがいくつも出来ているのが解る。だが、そんな町の中から立ち上るようにして、ぼんやりした輪郭の黒く大きな人影が生じているのだ。何かを掴むように手を前に伸ばした姿勢で、町中に立つ街灯と電線の向こうに立っていることから、相当な大きさがあることが伺える。

撮影された場所はロシア連邦コミ共和国の首都、スィクティフカルに建つレストランとみられている。食事の最中、窓の外を見たらこんな巨大な影が町の上に出ていたとしたら、それはかなりの恐怖だろう。幽霊のサイズとしても規格外の大きさのため、この写真はあっという間に注目の的となった。





画像『El Fantasma en mí』The Accidents

だが、中には心霊写真に違和感を感じて検証する人も当然存在した。このカラクリを解こうとする人たちは、まず巨大な人影そのものに着目。スペインの「Accidents – El Fantasma en mi」というタイトルの音楽アルバムのカバーアートにそっくりの人影があることを見つけ出したのである。

完全に一致している訳ではないが、かなり近い画像なのは間違いない。実際に重ね合わせて検証してみたところ、やや縦長にするなど変形させてかなり近いプロポーションまで持っていくことができた。現在では、この「超巨大な幽霊」は風景写真に既存の画像を合成した代物に過ぎない事が判明している。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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