オーストラリア浜辺で艶々でピンク色のいかがわしいモノが落ちていた

アトラスでもたびたび紹介しているが、浜辺には時折奇妙な生物らしきものが流れ着いて話題になる。

先日、オーストラリアにて実に奇妙な物体が浜辺に流れ着いて騒動になった。クイーンズランド州のタンガローマビーチを姉と一緒に散歩していた女性が、浜辺にピンク色の奇妙な物体が落ちているのを発見。正体が分からなかったため、写真に撮影して自身のFacebookに掲載、詳しい人はいないか訊いてみることにした。

問題の生物がこちらである。全体はピンク色で約10センチ程度、ピンク色の濃い部分には白い斑点がまんべんなくついている。触ってみたところ非常に柔らかく、何らかの生物のように見えたが手足も何も無かった。もしかしたら何らかの生物の体の一部かもしれない、とも思ったという。結局彼女たちはその生物を海に流してしまったそうだ。

Ever heard of a Sea Pen?

Catherine Nguyen is staying at Tangalooma Resort with family and came across this on the…

ABC Brisbaneさんの投稿 2020年11月12日木曜日




この奇妙な生物の写真は瞬く間にFacebookで話題になった。その奇妙な形状がどう見ても「男性のアレ」に見えると注目を集めてしまったのである。だが素人目では正体が解らなかったのも事実。そんな訳で、この奇妙な生物は格好のネットのおもちゃになってしまったのだ。

さて、女性は写真をFacebookに公開したあと、地元のローカルラジオ局であるABCブリスベンとクイーンズランド博物館に写真を転送していた。そして専門家の鑑定の結果、この生物は和名でウミサボテン(Cavernularia obesa)という刺胞動物の一種である事が判明したのである。

ウミサボテンは温かい海の砂地に生息する柔らかい円筒形の体を持つ八放珊瑚で、全身に海水を取り込んで吐き出すポリプを持つ。また、夜になると光ることでも知られている。今回オーストラリアの浜辺で発見された個体はポリプが全て落ちた状態だったため、生きているときと全く違う姿になってしまったのでなかなか正体が解らなかったのだろう、とみられている。

なお、ウミサボテンは別名の多い生物でもある。海外では Penna marina(海の羽、あるいは海のペン)、あるいは Mentula alata(羽のあるペニス)と呼ばれていたり、日本でもこの名前で呼ばれる以前はコジキノマラ、あるいはコジキノサオと呼ばれていたそうだ。

洋の東西を問わず、まさしくアレに見える外見だったということなのだろう。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©bertknot/scarborough, australia

 

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