エジプト 保存状態の良い木棺100基以上を発掘「今年最大の発見」

11月14日、エジプト観光・考古学省は首都カイロ南にあるサッカラにて、非常に保存状態の良い木製の棺100基以上が発見されたと発表した。

発掘現場は最古のピラミッドであるジェセル王の階段ピラミッド付近である。地下12メートルの位置にある3カ所の縦穴から発見されたもので、数十の彫像や葬式の際に用いられたマスクなどの副葬品も共に出土している。盗掘被害にあった形跡はなく、考古学省は「今世紀最大の発見とみて間違いない」と語っている。

木棺は当時施された彩色が鮮やかに残り、未開封で内部にミイラが入っている可能性がきわめて高いという。現地では棺の一つの内部をX線照射で調査する様子も記者団に公開された。内部のミイラは貴族階級の40歳男性と推測される。また、第6王朝の裁判官の墓で発見された像の一つは、「王にも尊敬された」ヘテブ・カという名前の人物を象ったものと考えられている。




「彫像は眉毛、口ひげ、まつげまで精巧に彫刻されており、非常に見事なものとなっています」と、エジプトの考古最高評議会の事務局長であるモスタファ・ワジリ氏は述べる。

エジプトのサッカラにて、約2500年前の棺が59基発掘!

今回の発見は、以前アトラスでも紹介した9月に59基の木棺が発見された事と関連している。前回棺が大量に発見された際に、まだ他にも発見される可能性が示唆されていた。「サッカラはまだ全容のすべてを明らかにしていません。発掘はまだ進行中です」とエジプトの古代観光大臣Khaledal-Anani氏は述べている。

発見された棺は今後、カイロ近郊のギザで現在建設中の「大エジプト博物館」など4カ所に移送され、研究と展示がなされる予定とのことだ。

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(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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