人類の祖先にあたる化石人類 新たな頭骨を発見

画像@AmberJaeger4 / Twitter

南アフリカにて、人類の祖先にあたる化石人類の新たな頭骨が発見された。

今から約200万年前に遡るもので、パラントロプス・ロブストス (Paranthropus robustus) のもので、これまでに見つかった頭蓋骨のうち最も古く、形状がほぼ完全に残っているものであるようだ。

この頭蓋骨は南アメリカのヨハネスブルク近郊ドリモレン洞窟にて、オーストラリアの考古学チームによって発見されたという。パラントロプス・ロブストスは1938年に最初に化石が発見されたもので、高い咬合力を有していたと考えられている。

Researchers from our Archaeology department have done it again! On an excavation in South Africa, the team uncovered a 2…

La Trobe Universityさんの投稿 2020年11月9日月曜日




パラントロプス・ロブストスは我々の直系の祖先の一つであるホモ・エレクトスと同じ時代を生きていた化石人類であるが、ホモ・エレクトスが比較的大きな脳と小さな歯を持っているのに対し、パラントロプス・ロブストスは比較的大きな歯と脳は小さかったことから異なる系統から進化したとみられている。

「私たちの祖先であるホモ・エレクトスは最終的に勝った系統になりますが、200万年前の化石記録は、パラントロプス・ロブストスの方がホモ・エレクトスよりもはるかに一般的であったことを示唆しています」と古人類学者のアンジェリン・リース氏は語る。

「地球上の他のすべての生き物と同様に、私たちの祖先は周囲の風景や環境に合わせて適応し、進化してきました。気候変動が環境ストレス要因を生み出し、パラントロプス・ロブストスの進化を促進した可能性があります」と考古学者のアンディ・ハリーズ氏は述べている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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