
2020年11月10日、一部スポーツ紙によると、1989年から放送している娯楽ワイドショー番組『噂の東京マガジン』(TBS 日曜 13時~)が来年2021年いっぱいで終了することが報じられた。
「東京の今を捉える」というテーマで、これまで30年以上も放送してきた日曜お昼の長寿番組である一方、レギュラー出演者は司会の森本毅郎が現在81歳、井崎脩五郎が73歳、また最若手の小島奈津子でも52歳と、他の番組と比べて出演者全員がそこそこ高齢であるという稀有な番組である。
特に森本は、本番組を開始当初から総合司会として担当。また長寿ラジオ番組『森本毅郎・スタンバイ!』(TBSラジオ 月~金曜日 6時30分~8時30分)も、これまた30年にわたり毎朝生放送していることからも、現在は体力面などでも不安の声が相次いでいる。
なお、今回の『噂の東京マガジン』放送終了に関して、新型コロナウイルスの影響もわずかながらあるのではないかとの噂もあるようだ。
というのも、高齢者の出演者が多いことから番組は今年10月までスタジオでの新規収録ができず、また再開後も出演者全員にアクリル板にフェイスシールドという重装備で収録を行っている。このことからも、未だ感染者が減らないこのコロナ禍においては今後も安全な収録が難しいと判断したのではないかといわれているのだ。
さて、32年もの長きにわたって放送されてきた『噂の東京マガジン』。これまでの集大成として膨大なアーカイブの再放送、また過去の人気出演者や美人アシスタントの面々の再登場を多くの視聴者の希望しているに違いない。
来年一年間の番組演出が今から楽しみである。
(文:江戸前ライダー 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)
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