【インド発】奇妙な詐欺事件 本物の「魔法のランプ」売ります!?

アラジンと魔法のランプの話を聞いたことのある人は少なくないだろう。ランプをこすると魔人が現れ、3つの願い事を叶えてくれるというものである。

海外の話なので我々にはおとぎ話の印象が強いが、伝説の残る地域ではやはりそれなりのリアリティをもって受け止められるもののようだ。

先日、インドのウッタルプラデーシュ州メーラト市出身のレーク・カーン博士は、外科処置を終えた患者であるイスラムディン氏の家を訪問し、術後の傷口の様子を確認していた。その時、博士は家の中にいわゆる「魔法のランプ」があることに気づいた。

見た目がそっくりな普通のランプかと思いきや、イスラムディン氏にこのランプが本当に願いを叶え「富、健康、幸運」をもたらすことができるものであると言われたのである。




にわかには信じがたい話だが、カーン博士はすっかりランプの話に魅了されてしまった。また、イスラムディン氏の妻が実際に「ランプの魔人」を目の前で召喚され、すっかり本物だと信じこんでしまったのだそうだ。

イスラムディン氏とその妻は当初、200,000ドル以上で博士に譲り渡すと述べたが、値段交渉の末最終的に41,584ドルの頭金を払うことで同意したという。

しかしカーン博士は後に、「ランプの魔人」が変装したイスラムディン本人であったことに気づいた。さらに二人がランプをカーン博士の家に持ち帰ることさえ許さず、監禁されているにも等しい状態になったため、二人が見ていないうちに警察に通報。速やかに現場に到着した警察によって夫妻は逮捕されたという。

この夫妻は他にも詐欺などの余罪があるとみて、警察は現在も捜査を行っているそうだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Uttar Pradesh Police / Facebook

 

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