高層ビル並…オーストラリアで高さ最大の珊瑚礁を発見!

生きているサンゴとその死骸が重なっていき、大きく成長する珊瑚礁。サンゴの成長が植物等と比較すると遅いこともあり、大きな珊瑚礁になるまではかなりの年数を要する。

先日、オーストラリアはクイーンズランド州沖合にて巨大なサンゴ礁が確認されて注目を集めている。現在の大きさは高さ約500メートル、なんとアメリカの高層ビルのエンパイアステートビルよりも高く、サンゴ、魚、サメなど様々な生物が生息して生態系が維持されているそうだ。

今回の珊瑚礁は先月、地図作成のために行われた一年間の調査の際に発見された。オーストラリアで有名な珊瑚礁のグレートバリアリーフとは別の所にあるもので、珊瑚礁の最深部は最大2000万年前のものと考えられている。




ジェームズクック大学(JCU)の研究リーダーであるロビン・ビーマン氏は、「珊瑚礁の頂上は幅がわずか約300×50メートルでした。私たちはこの珊瑚礁で多くの魚と活発に活動しているサメの個体を確認しています。また、新種の生物とみられるものも確認しています。しかし、新種の生物が存在するかどうかを判断する前に、我々が調査で収集した画像とサンプルを処理する必要があり、これは時間がかかることでしょう」と語る。

なお、この珊瑚礁を調査するために、研究チームは「SuBastian」と呼ばれる水中ロボットを使用している。今回の大きな珊瑚礁の発見は、世界的に海水温の上昇によるサンゴの白化現象と、枯死による消滅に直面している現在、非常に意義のある発見だという。

「今回の発見は、私たちが海底環境を保護できるように、海底環境を探索することの重要性を示してくれています」とシュミット海洋研究所の広報であるカーリー・ウィーナー氏は述べている。

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(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Schmidt Ocean YouTube

 

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