「殺人蜂」オオスズメバチの巣、アメリカで初めて発見された!

外来種による生態系への影響は、世界中で問題視されている事だ。数年前より日本国内への流入が警告されているヒアリもその一つである。猛毒を持ち、繁殖力と環境への適応力が高いヒアリは他の生物への攻撃性も有しているため、ひとたび入り込んだ場合生息域を爆発的に拡大させていく。そのため、流入が非常に警戒されているのだ。

こういった危険な外来生物の侵略が起きているのは日本だけではない。アメリカでは、日本に生息しているオオスズメバチが危険視されている。強い毒性と攻撃性を持つオオスズメバチは、日本から中国、東南アジアまで広く生息しているハチである。日本国内では、毎年20~50人がスズメバチに刺されて亡くなっている。そんなオオスズメバチの巣が、本来生息していない北米大陸にて発見されて住民を恐怖に陥れている。




発見されたのは10月22日、アメリカはワシントン州の町ブレインでのことである。昨年12月にワシントン州でオオスズメバチが発見されたため、科学者らが定着を阻止するために捕獲などを試みていた。野生生物当局は罠にかかったオオスズメバチの個体に追跡装置をつけ、その後を追って巣を発見したのだそうだ。巣はラグビーボールほどの大きさで数百匹が中にいると考えられていた。危険性も鑑みて24日には巣の駆除が行われたという。

オオスズメバチはミツバチを襲って巣を全滅させる事もあり、アメリカでは侵略的外来種にあたる生物だ。ミツバチが数を減らしている現状でさらにスズメバチに襲われてしまうと、絶滅まで追い込まれかねないとのことで、ワシントン州の当局などは人的被害防止や養蜂場の保護など、様々な対策を進めているという。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©David Hablützel pixabay

 

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