弁護士、ときどき銀行強盗

今週、10月20日火曜日、アメリカ・フロリダ州コーラルゲーブルズ警察署は銀行強盗未遂の男性を逮捕した。

9月30日以降、5つの銀行を襲い、FBI(連邦捜査局)から「連続銀行強盗」としてマークされていた犯人がようやく捕まり、幸運にも今回6回目の犯行現場とならなかった銀行は当然だが、周辺にある多くの銀行もさぞ、ホッとしたと想像する。

さて、捕まったアーロン・ホナカー(41)という、この男の生業を知って、多くの人が驚いたに違いない。

というのも、この犯人、なんとれっきとした弁護士だったのだ。




コロナ禍の影響から法律に携わる人間までもが犯罪に手を染めることになってしまった…とは考え難いが、なにかしら裏事情はありそうである。ただし、今のところFBIも地元警察もホナカーの犯行動機などは公表していない。

ホナカーは9月30日のシティーバンクを手始めに、この時には10000ドルを要求したにもかかわらず、相手をした銀行員から「金がない」と言われて仕方なく退散。2度目の10月3日には、チェイス銀行アベンチュラ支店から1050ドルをせしめることに成功。10月5日、ウェルズ・ファーゴ銀行ではやはり何も奪えることが出来ずに、そして、10月10日にはチェイス銀行コーラルゲーブルズ支店からは800ドルを奪取。また10月15日、5回目の香港上海銀行ではやはり何も奪えず逃走していた。

奪った金額は全部で1850ドル(約20万円)、という重大犯罪を犯したにしては実にショボい額だった。

しかし5回もの実行と1回の未遂という銀行強盗に対する罰は相当に重いものになるはずであり、弁護士であるホナカーがそれを知らなかったわけがないはずだ。たった1850ドルのために、弁護士資格のはく奪や長くなりそうな懲役刑は割に合わない。

やはり事実は映画やドラマのようには首尾よく運ばないようである。

Aaron Honaker goes from Coral Gables attorney to FBI’s serial bank robbery suspect

(ジュリー・楊 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーション編集部)

画像&動画©WPLG Local 10

 

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