実際内容が違う「ゲーム広告」、イギリス審査機構が使用不可を訴求

皆さんはこのような動画広告を見た事はないだろうか・・・。小さな迷路のような中に人間や魚が閉じ込められていて、仕切っているピンを抜いて脱出できるよう誘導したりするスマホアプリゲームを。

この動画広告の長さは15~30秒ほどである。なお、この動画では絶妙に失敗してしまうオチのサンプルが多数となっているようだ。

ユーザーとしては、あまり見ない類いのゲームなのでインストールしてみると、大半は3マッチパズル(並んだタイルやアイコンを3つ以上並べて消すパズル)であり、内容が全く違う事が判明する・・・という少々悪質なものである。

3マッチパズル自体は昔から存在するそれなりに人気もあるゲームなのことから、よくあるゲームになぜいまさら勿体ぶって利用させるつもりなのか。少し変わったパズルの動画で興味を抱かせ、インストールするように誘導するというものなのだろうか。




しかし、広告で流れたピンを抜くゲームをやりたかった人からすると至極残念であることは間違いない。このようなフィッシングにような広告はPlayrix社のスマホアプリ「ホームスケイプ」「ガーデンスケイプ」等で確認されるもので、アプリのレビューを覗いてみると「広告と違ったのでアンインストールしました」「広告のゲームがいつまでたってもプレイできないのでやめました」というマイナス評価が多く投稿される結果となっている。

どうやらこの広告に関する苦情は日本だけではなく世界規模だったようで、イギリスの広告審査機構がこの度Playrix社のスマホアプリ「ホームスケイプ」「ガーデンスケイプ」の“ピンを引き抜くパズルゲーム”風の広告が「誤解を招く広告、適格性および誇張」の広告違反に該当するとして「二度と同様の広告を使用してはならない」と禁止する判断を下したという。

現在、前述のゲームをプレイしてみると、さすがに苦情が多く寄せられていたのかゲーム内のミニゲームとして「ピンを抜くゲーム」がプレイできるようだ。しかし、それもゲーム内容で占める割合は低く、ニュースを知った人からは「日本でもイギリスのような対処をしてもらえないものか」という声が多いようだ。

なお、日本国内ではこの手の広告は「有料誤認広告」や景表法違反の疑いがあるそうだが、線引きは難しいとのことである。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©natureaddict PIXABAY

 

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