地下に一軒丸ごと埋まっていた小屋、魔女たちの集会場所だった

古い時代の遺跡が地中から出てくることは多いが、比較的新しい時代の家一軒が地面の下から掘り出されるという事態がイングランドで起きていた。

2011年、イングランド北西部ランカシャー州ペンドルヒルにて17世紀頃のものとみられる小屋一軒がまるまる地中に埋められた状態で発見された。森の保守管理を行っていた作業員らが、草地の下に小屋が埋まっている事を発見し、考古学者に依頼したことから発掘に至った。

埋め得られた時期は建てられてからかなり後のようで、小屋の内外からはかまどや食器類、ブリキの浴槽やベッドの枠などが発見されている。小屋の壁の中にはネコが埋め込まれていたそうで、これは悪霊から身を守るためのものではないかと考えられているそうだ。

全て地中に埋まっていたためか保存状態はきわめて良好で、専門家も世紀の発見だと語っているという。




では、この小屋がなぜ地中に埋められていたのか・・・。

それは魔女裁判が関係しているとみられている。同地域は魔女の伝説が昔から残っており、1600年代には女性10人、男性2人が魔女裁判にかけられたという記録が存在している。地元の歴史研究家であるサイモン・エントウィスル氏によれば、この小屋は魔女が集会をしていたという「マルキンの塔」だった可能性があるという。

復活祭の前の金曜日に魔女たちが集まって儀式をしていた場所だったため、地中に埋められたのではないかと考えられている。

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Could this be Pendle Witches’ meeting place?

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©cocoparisienne PIXABAY

 

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