「なぜ?」イギリス当局、開示予定のUFO情報を50年延期…理由不明

近年、アメリカやイギリス、日本などが相次いで「UFOへの対応」を新たにしている。

特にイギリスは過去に軍も調査していたUFO情報を多く一般に公開するなど、UFOの情報開示に向けての動きが進んでいた。しかし、ここにきて英国国防省は2020年1月に公開予定だったある一件のUFO事件に関して、2072年まで情報公開を延期させる旨を発表したのだ。

問題の事件は1990年8月、スコットランドのパースシャー郡ピトロッホリー(ピトロクリ)の町で目撃されたものである。




高原を散策中であった2人のハイカーが上空に「ダイヤモンド型のUFO」を目撃。彼らはUFOが猛スピードで飛び去って行く前にかろうじて何枚か写真に収めることに成功、地元の新聞であるデイリーレコードにも証言と写真が掲載され、UFOの情報は英国国防省まで送られた。

その後の調査で、UFOを目撃していたのはハイカーだけではなかった事が判明。イギリス空軍のハリアーのパイロットもカルバイン近郊で同様のUFOを目撃していた事が判明、国防情報参謀部は、これらの画像や情報を合同航空偵察および諜報センターであるJARICに送ったそうだ。

かつてイギリス国防省にてUFOについて研究していたニック・ポープ氏によれば、「ここはイギリスにおける画像分析の専門機関です。ここに所属している諜報員は、当時撮影された写真は本物であると結論付けています」と語っている。

しかし、この事件の関連ファイルの公開は何の説明もなく30年延期された。

英国のUFO研究家は、「世界に情報が公開される前に、二人の証人は亡くなってしまうだろう。当局は何を隠そうとしているのだろうか?」と語っている。

(飯山俊樹 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Stranger

画像©Military_Material PIXABAY

 

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