ベスビオ火山噴火で亡くなった古代ローマ人の「無傷の脳細胞」発見!

以前、アトラスでは遺跡で発見された奇妙な鉱物について報告した。

今年の1月、イタリアのカンパーニャ州エルコラーノの町の遺跡にて黒曜石に似た奇妙な黒いガラス質の鉱物が多数発見された。この鉱物を分析してみたところ、なんと「高温と高圧によって変質した人間の脳組織」である事が判明したのである。

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発見された場所は噴火当時ボートハウスだったとみられており、多くの人が避難していた。そこを火砕流が襲い、室内の温度は摂氏520℃まで上昇。体組織のほとんどが蒸発し、脳がガラス化して頭蓋骨の断片に付着していた事が判明したのだ。




その後、遺跡から発掘された遺骨やガラス化した脳組織を分析した結果、そこから無傷の状態の脳細胞が発見されたとの発表があった。

研究を主導したナポリ大学のピエル・パオロ・ペトローネ氏は、電子顕微鏡を使った分析により保存状態のきわめて良い脳細胞を確認したと語っており、これほど鮮明な細胞の画像が古代の人々の遺体から確認できるのはきわめて珍しい事であると語っている。

今回の発見より古代の人々に関する新たな研究も可能になると、研究者らは期待を寄せている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Mirko Bozzato PIXABAY

 

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