
2020年10月4日、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ)の中で放送された、ある企画が話題になっている。
この日は「童心忘るべからず!8歳なりきりコンテスト」と題して、月亭方正やココリコ・田中直樹、次長課長・河本準一といった40歳オーバーの芸人が多数出演し、彼らが8歳児になり切ってクイズに挑戦した。
40歳オーバーの芸人たちは8歳児の自由奔放さ無邪気さを再現するには、羞恥心を捨てることが大事であると考えたようだ。そして、自分たちの年齢を忘れてはじゃぎまわり、コンテスト終了時には心身ともに疲労困憊でヘトヘトになるという展開にネット上では「神回」という声が相次いだ。
また、この回では方正の着ていたTシャツが、一部の視聴者にとって少しばかり心を揺さぶられたと話題になった。
方正は8歳児を演出するために「ポケットモンスター」の絵がプリントされた子供用のTシャツを着用し、終始ポケモンの話題を話す子供を演じていた。
実は方正とポケモンには浅からぬ縁があるのだ。
1997年12月16日、テレビアニメ版「ポケットモンスター」を見ていた子供が失神するという、いわゆる「ポケモンショック」が発生。(※多数の子供たちが光過敏性発作などを起こした放送事故)この後、アニメ「ポケモン」の放送は4か月に渡り中断したのだが、その際に代替番組として放送されていたのが『学級王ヤマザキ』というアニメだった。
そして、このアニメのオープニングソングを歌っていたのが、当時の芸名が山崎邦正だった方正本人だったのであるのである。
このことからも方正はポケモンが始まって以来の大ピンチ時に陰ながらバックアップしていた人物の一人だといわれている。それだけにネット上では「なんとも感慨深い」といった声が相次いだようだ。
(文:江戸前ライダー 山口敏太郎事務所 ミステリーニュースステーション・ATLAS編集部)