名月をバックに電線を綱渡りする「ちっちゃいねこバス」が目撃された!

昨日、10月1日は『中秋の名月』だった。皆さんの中にも空を見上げた人は多かったのではないだろうか。

多くの人がSNS上に名月の画像や動画を上げる中、とあるツイートが注目を集めた。

イラストレーターであり映像作家のKAGAYAさんがツイッターに上げた短い動画で、午前3時頃に「ベランダで中秋の名月を眺めていたら、目の前をちっちゃいねこバスがとおり過ぎて行きました。」とコメントを添えている。

ツイッター上の動画には、確かに電線の上を渡っていくしっぽの長い生き物の姿が捉えられていた。このことはジブリ映画「となりのトトロ」の終盤で、ねこバスが電線の上を走っていくシーンを彷彿とさせる光景だが、果たしてこの生物は何なのだろうか・・・。

動画を見て、この生物の正体に気づいた人もいるかもしれないが、ねこバスの正体はハクビシンという動物だ。猫やイタチに似ているが実際にはジャコウネコ科の生物で、近年では都会へも生息域を広げている。もちろんKAGAYA氏も「ねこバス」の正体は把握しており、過去に撮影したハクビシンの姿を捉えた画像も公開していた。




さて、ハクビシンは江戸時代頃から日本に持ち込まれた外来種である、というのが定説であった。雷とともに落ちてくる妖怪「雷獣」も、当時の日本では珍しい種類だったハクビシンが雷に驚いて木から落ちてきたものだとする説が存在している。

だが、近年の研究で日本のハクビシンと同種にあたる生物が海外に生息していないらしい事が判明。これまでは「台湾や中国大陸に生息していたハクビシンが江戸時代ごろから少しずつ日本に入ってきて、戦後に毛皮目的で多く輸入した個体が野生化した外来生物」とされていたのだが、在来種の可能性も出てきたのだ。

ハクビシンについては今後も研究が進められていくそうなので、近い将来には種の特定がなされるのかもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Kabacchi

 

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