「タイムパラドックスは解決できる」物理学者が答えを出した!?

現在公開中の映画『TENET』然り、SF関連のテーマで取り扱われるタイムトラベル。しかし、タイムトラベルやタイムスリップと切っても切れない関係にあるのがタイムパラドクスだ。

過去で起きた出来事を変えようものなら、その影響は未来に大きく影響を及ぼしてしまう。有名な例が「親殺し、自分殺しのパラドックス」で、「自分が生まれるより前の過去に戻って親を殺したり、幼い頃の自分を殺すことはできるか」というものである。

過去に戻って親や自分を殺すと未来の自分は消えるはずだが、同時に殺しにくる自分もいない事になって・・・という矛盾だ。他にも自分が今患っている病気を治したくて過去にタイムトラベルし、そこで根絶に成功したとしたら、自分がその病気にかかる前に病気自体が消えてしまうため、タイムトラベルする必要すらなくなってしまう。

だが先日、オーストラリアのクイーンズランド大学の物理学の学生であるGermain Tobar氏が「パラドックスを完全に回避するために必要な数式を考えだした」と発表して注目を集めている。




彼の計算によれば、時空は実際にそれらが起こらないようにそれ自身を適応させることができるとのことである。

前述の病気の例をとると、病気を止めるために時間を遡る努力をしようがしまいが関係なく、病気が発生する可能性があり、いずれ未来では避けられない運命となるとのことだ。

「アインシュタインによる一般相対性理論では、タイムループまたはタイムトラベルの存在が予測されます。イベントは過去と未来の両方で起きる可能性があり、理論的には古典力学の研究を真っ向から変えることになるでしょう」と彼は語る。

しかし、病気の例が解消できたとしても、依然として「親殺しのパラドックス」の方は説明できない。果たして、タイムパラドックスが解明され、タイムトラベルが一般的になる時代はくるのだろうか。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Alexander Antropov PIXABAY

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る