「世界の何だコレ」で紹介『ワープして女の子を救ったヒーロー』の嘘

9月30日、フジテレビ系列で「世界の何だコレ!?ミステリー」が放送された。3時間スペシャルの今回は謎だらけの殺人事件に加え、世界中で撮影された衝撃映像が多く紹介された。

そんな映像の中に、「車にひかれそうになった女性を何者かが助ける」という内容のものがあった。海外で撮影されたもので、路上に設置されていた防犯カメラが捉えていたようだ。

画面左側から長い黒髪に白いシャツの女の子が姿を現し、道路を渡ろうとする。前方からは2台の車が近づいてきているが、女の子は渡れると思ったのかそのまま先に進んでいってしまう。運良く1両目が彼女の寸前で停車するも、もう1台はブレーキが間に合わず衝突・・・かと思いきや、女の子は一瞬で反対車線も超え、いつの間にか道路の反対側へワープしている。




現場には何が起きたのか解らない様子の女の子と、車の運転手たちが残されていた。しかし、防犯カメラに記録された動画をスローにしてよく見てみると、おそらく黒い長袖シャツの男性らしき人物が女の子の横に現れ、人知を超えたスピードで道の反対側へ移動するのだ。なお、男性は彼女が無事な事を確認した後にその場をすぐに立ち去っており、追跡はできなかったようだ。

この男性の正体については、女の子の守護霊であるとか、アメコミに登場する高速移動できるヒーローのようだとする。

“Ghost man” saves little girl’s life – captured on CCTV

この動画は2017年6月18日の午後11時30分頃に撮影されたもののようだが、どこで撮影されたものかは正確には解っていない。

その時点で胡散臭げな印象を抱く人もいるかもしれないが、動画の流れからして不自然な点が多すぎる。




まず1台目の車が目の前で停車した時点で、女の子には2台目の車が至近距離まで近づいていたのには気付くことが出来たはずである。また、1台目の車も2台目の車も、タイミングを見計らってブレーキをかけているとの指摘もある。

おそらく、この動画は示し合わせて撮影されたフェイク動画なのだ。それが単なるいたずらか、それとも何かのプロモーション映像か、映像作品の一部として撮影されたものなのかは解らない。

しかしいずれにせよ、創作である事に代わりはないと見ていいだろう。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©Rumble Viral YouTube

 

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