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この世界は実にバランスよく創られている。あらゆる現象が人間の思考・研究の産物である数学と物理で都合よく説明できる。

ニュートン力学

相対性理論 E=mc2

ネイピア数の方程式 eiπ=-1 ※ネイピア数eと円周率πには直接の関係はない。これに虚数iを組み合わせてどうして-1になるのだろうか?


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世界を構成する分子構造は美しい六角形だ。天才科学者アインシュタインは次のような疑問を持っていた。

「経験とは独立した思考の産物である数学が、物理的実在である対象とこれほどうまく合致しうるのはなぜなのか?」

物理や数学で説明不可な現象を我々は「奇跡」あるいは「霊障」と呼ぶが、いずれも頻繁には起きない。起きた場合、科学・数学と反するオカルト現象ととらえられる。




なるほど、アインシュタインが疑問をもったのはもっともなことではないだろうか。そもそも、世界が三次元か、それ以上かも解明されていないのに、三次元の思考である人間に世界の原理が本当に説明できるのが謎である。

二次元の平面状を移動するような小さな虫や微生物には彼らが三次元にいても三次元以上の世界は解らないし、三次元で生きている我々には世界が四次元以上だとしても、想像することしか出来ないのだ。

ペンローズやゲーテルを始めとする哲学「プラトン主義」でも、「イデア論」という考え方があり、この世界は我々が五感で感じている世界はイデア(仮想上のもの)にすぎない、とした。

コンピューターと量子力学の発展と共に、「この世界は実は仮想現実である」という「シミュレーション仮説」理論を科学的な計算式で導き出そうとする動きが広まった。現在のコンユーター技術を超越したコンピューターが存在し、我々の生きる世界は無数あるコンピューター内のシミュレーションに過ぎず、我々は人生を通じてシミュレーションを体験しているというものだ。


画像『イーロン・マスク 未来を創る男

この説は、あの天才実業家のイーロン・マスクも信じていて現在研究段階である。

すべての原子は上向きまたは下向きのスピンを持つ。コンピューターも0と1の二元論だ。宇宙は量子コンピューターで「意思」を持つ。人間の脳は1016回/秒の計算ができる。宇宙は10160回/秒の計算が可能で、ビッグバン、惑星の誕生、生命進化、あらゆる計算が容易なレベルである。

魔女である筆者は亡くなった魂のチャネリングをすることが度々あるが、実に類似したイメージを受ける。

三次元以上の世界で無数の魂が存在する。魂達の周りには波長が合った魂達がいて、実に気楽で安定した世界で、そこには文字通り平安があり、時間も行き来できる。しかし、時に自分と異質なものが入ってきた時により異質なものや、肉体という制限を持った世界を体験したくなるようだ。人間の人知を超越したコンピューターが存在し、そういった体験を求める魂達は自らの役割を予め決めて、地球という仮想現実の肉体の中に宿る。

魂はコンピューターでいう「情報」、肉体はハードウエアのようなものだ。

我々が見る「夢」は、我々のみでなく他の魂達との「情報」が繋がる場なので、我々は自分の夢を完全にコントロールすることが出来ない。

前世の記憶を持って生まれる人間がいるが、シミュレーション参加者はシミュレーション内で生涯を過ごした後、外界で一定期間を過ごしたり、再度シミュレーションに入ったりする。このとき前世の記憶を上手くリセットできないと、前世の記憶を持ったまま再プレイとなる。


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スイス人工知能研究所のJuergen Schmidhuberはほんの僅かな初期パラメーターと数行のプログラムで宇宙すべてを記述できる可能性を示唆した。

また、ワシントン大学のカーター・マーチ教授の研究によると、粒子は未来の状態を知ることによって、 その粒子の過去の状態が変化する。これが、もし古典力学の世界にあたはまるとしたら、未来の事象を知ることによって 過去を変えることができるということいなる。

量子力学の世界では時間が正方向にも逆方向にも流れていることを示唆している。 世界がシミュレーションであれば、未来も過去も計算可能である。




メリーランド大学の理論物理学者ジム・ゲイツは、アディンクラという超対称代数に使われるシンボルを使った超弦理論等式の研究中に、等式の中にインターネットブラウザーがエラービットを訂正するために使用しているのと同様の仕組みが存在し、このエラー訂正の仕組みがこの世界では普遍的に使われていることを発見した。

相対性理論では、 「光速に近づくと、時間の流れが遅くなる」が、光速が世界を動かしているコンピューターの処理速度とされば、処理速度が間に合わず時間がフリーズするということではないだろうか。

我々が生きる世界が仮想シミュレーションだとしたら、いつか量子力学が発展すると解明出来る可能性はあるだろう。

「もし、あなたがたが心を尽くしてわたしを捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。わたしはあなたがたに見つけられる。」(エレミヤ書29:13-14)

プログラマーである創造主(達)は我々に世界を解明出来る可能性を残しているようだ。

我々が世界の謎を解明するのは、量子力学の発展と共に、魂の研究も進んでプログラマー達とコンタクトする方法(科学的なチャネリング)を考えるべきかもしれない。

(深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

深月ユリア
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

 

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